梅と松の柄のポチ袋3枚と無地のお札・鏡餅のイラスト(お年玉の相場と新札の両替のイメージ)

最終更新日:2026年9月30日

お年玉の相場は、渡す相手の年齢でおおよそ決まります。調査会社インテージの「2026年お年玉調査」では、渡す相手1人あたりの金額で最も多いのは小学校低学年が2,001〜3,000円、小学校高学年と中学生が4,001〜5,000円、高校生と大学生が9,001円〜1万円でした。低学年は3,000円、高学年と中学生は5,000円、高校生と大学生は1万円が、金額に迷ったときの一つの目安になります。

お年玉に使う新札(まだ使われていないきれいなお札)は、日本銀行では替えてもらえず、今回調べたATMにも新札を指定できるという案内はありません。銀行の窓口か両替機で両替するか、ゆうちょ銀行・郵便局の貯金窓口で口座から払い戻すときに新券を指定して用意します。手数料は銀行ごとに違い、三菱UFJ銀行とみずほ銀行は口座があれば、窓口でキャッシュカードか通帳を見せると1日1回10枚まで無料、ゆうちょ銀行は新券の1万円札なら50枚まで無料で受け取れます。

2026年の年末は、銀行の窓口が12月30日(水)までで、12月31日(木)から1月3日(日)までは休業です。両替を平日の日中しか受け付けない銀行が多く、新札がなくなり次第受付を終える銀行もあるため、12月の早いうちに用意しておくと安心です。手数料や取扱いは、各金融機関の公式サイトで2026年9月30日に確認したものです。

「今年はいくら包めばいいのか」「新札はどこで替えてもらえるのか」と迷う方も多いのではないでしょうか。

こちらの記事では、

  • 年齢別・相手別のお年玉の相場(2026年のお正月の調査)と、何歳まであげるか
  • 新札を用意できる場所・できない場所と、2026年の年末の期限
  • 三菱UFJ・三井住友・みずほ・りそな・ゆうちょと地方銀行10行の新札の両替手数料
  • ポチ袋への入れ方、遠くに住む孫や親戚へ郵送する方法、税金の考え方

 
についてご紹介します。

先に結論だけ知りたい方へ

・渡す相手1人あたりの金額で最も多いのは、小学校低学年2,001〜3,000円、高学年と中学生4,001〜5,000円、高校生と大学生9,001円〜1万円(インテージ「2026年お年玉調査」)
・新札は銀行の窓口・両替機か、ゆうちょの貯金窓口で払い戻すときの新券指定で用意する。日本銀行では替えられず、ATM・コンビニATMにも新札を指定できるという案内はない
・両替機は三菱UFJ・三井住友・みずほ・りそなの4行ともキャッシュカードで1日1回10枚まで無料(新札を選べるかは銀行や機種によって違う)。窓口は三菱UFJ・みずほが口座あり(キャッシュカードか通帳を見せる)で1日1回10枚まで無料、三井住友・りそなは1枚目から有料
・ゆうちょ銀行は、新券の1万円札なら持ち帰り50枚まで無料(5千円札・千円札は新券でなくても枚数に数える)
・銀行によっては、新札が2024年発行の新しいデザインのお札になり、従来のデザインは選べない
・2026年の窓口は12月30日(水)まで。両替は平日の日中が基本で、新札がなくなり次第終了する銀行もある
・遠くの孫や親戚には現金書留で送る(1万円までなら590円+封筒代21円)

お年玉の相場はいくら?年齢別の金額(2026年のお正月の調査)

お年玉の金額に公的な決まりはないため、相場は民間の調査で確かめることになります。インテージが2025年11月に全国の15〜79歳の男女5,000人に行った「2026年お年玉調査」で、お年玉を渡す予定の18歳以上の人に1人あたりの金額を聞いたところ、最も多かった金額帯は次のとおりでした。

渡す相手 1人あたりで最も多い金額 その金額を選んだ割合
小学生未満 1〜1,000円 43.7%
小学校低学年 2,001〜3,000円 31.6%
小学校高学年 4,001〜5,000円 39.5%
中学生 4,001〜5,000円 51.6%
高校生 9,001円〜1万円 51.3%
大学生・専門学校生・短大生 9,001円〜1万円 66.8%

最も多い金額帯の上限は、小学生未満が1,000円、小学校低学年が3,000円、小学校高学年と中学生が5,000円、高校生と大学生などが1万円で、いずれも少ない枚数のお札で包める金額です。インテージによると、中学生では「4,001〜5,000円」が5割を超え、高校生の半数、大学生などの3人に2人が「9,001〜1万円」で、前年の調査から大きな変化はありませんでした。表の割合は、インテージが公表している図表から読み取ったものです。

あげる人1人の予算は平均24,039円|孫と自分の子どもには多めの傾向

同じ調査で、お年玉をあげる人1人あたりの予算の総額は平均24,039円でした。2024年のお正月の25,099円、2025年のお正月の24,775円から2年続けて少し減っており、物価高や円安がお年玉に影響すると答えた人も40.2%いました。

ぽち袋メーカーのマルアイが2025年11月に行った調査では、全国の20代以上の2,405人のうち40.4%が2026年のお正月にお年玉を「あげる」と答えました。そのうち604人に詳しく聞いた結果は次のとおりです。

項目 マルアイの調査の結果
あげる人数 平均3人
あげる相手(複数回答) 親戚の子ども58.6%、自分の子ども38.6%、孫(ひ孫)29.3%
相手ごとの金額 子どもでも大人でも1,000円台〜4,000円台が主流
1万円台以上をあげる割合 孫(ひ孫)29.9%、自分の子ども24.9%、親24.7%
渡し方(複数回答) 現金をぽち袋に入れて手渡す77.8%、現金をぽち袋に入れて送る13.7%

子どもがもらったお年玉の合計は小学生で平均23,158円(2025年のお正月)

受け取る子どもの側から見た金額は、学研教育総合研究所の白書が参考になります。2025年のお正月にもらったお年玉の総額(すべてを足した額)は次のとおりでした。

子ども もらった総額の平均 中央値
幼児(4〜6歳) 17,389円 10,000円
小学生 23,158円 20,000円
中学生 29,533円 30,000円
高校生 27,724円 25,000円

複数の人からもらった合計の額で、1人の大人が渡す額ではありません。小学生では、もらったお年玉の主な使い道は「貯金」が59.3%と突出していました。調査は小学生・中学生・高校生が2025年11月、幼児が2025年12月に行われたもので、学年や年齢は調査した時点のものです(お正月当時はおおむね1学年・1歳下)。

お年玉は何歳まで?高校卒業までと大学生までが多い

マルアイの調査で「お年玉はいつまであげるものだと思うか」を聞いたところ、「高校卒業まで」が34.6%で最も多く、「短大・大学・専門学校生まで」18.2%、「社会人になるまで」15.9%が続きました。

みんなの銀行とiBankマーケティングが共同運営するマネーインサイトラボが、2025年1月にお年玉をあげた19〜59歳の4,397人に聞いた調査では、あげ始める年齢層は「未就学児」が73.3%で最も多く、最後にあげる年齢層は「大学・短大・専門学校生など」が62%、「高校生」が28.7%でした。インテージとマルアイの2027年のお正月向けの調査は、例年12月中旬から下旬に公表されています。

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新札はどこで手に入る?用意できる場所とできない場所

「新札」という言葉には、新しく発行されたデザインのお札(新紙幣)と、発行されてまだ使われていないきれいなお札(新券)の2つの意味があります(デジタル大辞泉)。お年玉やご祝儀に使う新札は後者で、「ピン札」とも呼ばれます。新札を用意できる場所とできない場所は次のとおりです。

場所 新札 手数料の目安 注意点
銀行の窓口(両替) 両替できる 口座があれば10枚まで無料の銀行もある。有料なら1〜10枚で220円〜 平日の日中が基本。口座がある方は本人名義のキャッシュカードか通帳を持って行く(キャッシュカードに限る銀行もある)
銀行の両替機 選べる機種もある キャッシュカードで1日1回10枚まで無料の銀行が多い 平日9時〜15時が基本。両替機のない店舗もある
銀行の窓口での払戻し 新券を指定できる 両替と同じ手数料がかかる銀行が多い 1万円札を枚数に数えるかは銀行によって違う
ゆうちょ銀行・郵便局の貯金窓口 払戻し時に新券を指定できる 持ち帰り50枚まで無料 平日9時〜16時が原則
銀行・ゆうちょのATM 指定できない - 今回調べた銀行・ゆうちょでは新札を指定できるという案内がない(新旧のデザインが混ざる場合もある)
コンビニのATM 指定できない - セブン銀行・ローソン銀行のATMには両替の機能がない。五千円札が出ないATMもある
日本銀行 替えられない - 両替業務をしていない
イオン銀行・ネット銀行 替えられない - イオン銀行は店舗の窓口で両替を扱っていない。ネット銀行は両替の案内がない

日本銀行ではピン札に替えてもらえない

「日本銀行ならきれいなお札に替えてもらえる」と考える方もいますが、日本銀行は両替業務を行っていません。日本銀行の札幌支店は、お祝い用に新品のお札や硬貨がほしい場合は最寄りの金融機関に問い合わせるよう案内しています。

日本銀行の本支店が行っているのは、破れたり汚れたりして使いにくくなったお札や硬貨の引換え(手数料なし)です。引き換えたお金は日本銀行が最少枚数で支払うとされており、未使用のお札を指定できるという案内はありません。

ATMやコンビニのATMでは新札を選べない

今回調べた銀行・ゆうちょ銀行・コンビニのATMには、出てくるお札を新札に指定できるという案内はありませんでした。みずほ銀行は、ATMでは両替ができないとしたうえで、ATMの払戻しでは新しいデザインのお札と従来のお札が混ざって出る場合があると案内しています。十六銀行も、ATMでは新札への両替はできないとしています。

コンビニのATMでは、イーネットが、入金された紙幣を出金にも使っているため汚れた紙幣が混じる場合があるとしています。セブン銀行ATMとローソン銀行ATMには両替の機能がありません。ポチ袋用の千円札をそろえる方法は、よくある質問のQ6で紹介しています。

新札と2024年発行の新しいデザインのお札は別のもの

2024年7月3日には、一万円券(渋沢栄一)・五千円券(津田梅子)・千円券(北里柴三郎)の新しいデザインのお札が発行されました。福沢諭吉・樋口一葉・野口英世の従来のお札も引き続き使え、新しいお札に交換する必要はありません。財務省と日本銀行は、「現行の日本銀行券が使えなくなる」などとかたる詐欺に注意するよう呼びかけています。

注意したいのは、銀行によっては新札に替えると新しいデザインのお札で渡される点です。みずほ銀行は、新札(新券)への両替は原則として新しいデザインのお札になり、従来のお札を指定した新券への両替は受け付けていないとしています。三井住友銀行も、両替機で選べる新券(新札)は2024年7月以降に発行された新紙幣だと案内しています。ゆうちょ銀行は新券を指定できますが、新しいデザインか従来のデザインかは選べません。福沢諭吉などの従来のデザインのピン札を指定できるとは限らないため、デザインにこだわりがある場合は店舗に確認してください。

2026年の年末は12月30日(水)まで|両替は早めに

日付 銀行の窓口・両替機 ゆうちょ銀行の貯金窓口
12月28日(月)〜30日(水) 営業(年内の最後の3日間) 営業
12月31日(木)〜1月3日(日) 休業 休み(例年どおりの場合)
1月4日(月) 営業開始 営業開始(例年どおりの場合)

銀行の窓口は、12月31日から1月3日までが休業日と法令で定められています。ゆうちょ銀行の2026年度の年末年始のお知らせはまだ出ていませんが(例年11月中旬〜下旬に掲載)、曜日の並びが同じ2020年から2021年の年末年始は、窓口が12月31日から1月3日まで休みで、1月4日から営業していました。

両替の受付時間にも注意が必要です。三井住友銀行とりそな銀行の両替や、三菱UFJ銀行・みずほ銀行の両替機は平日9時〜15時が基本です。関西みらい銀行は多くの店舗で窓口の両替を正午までとしており、水曜・金曜など週2〜3日しか両替を受け付けない店舗も多くあります(水曜・金曜だけの店舗なら、12月28日(月)〜30日(水)のうち両替できるのは30日(水)だけです)。三井住友銀行とりそな銀行は両替用の現金がなくなり次第受付を終え、京都銀行は新札の在庫によって両替を受け付けられない場合があるとしています。三菱UFJ銀行とみずほ銀行では、両替だけを用件とした来店予約はできません(三菱UFJ銀行は、予約できるほかの手続きと一緒であれば両替も予約できるとしています)。

昼の時間帯にも気をつけましょう。郵便局では2026年11月24日から順次、全国の約1,900局で昼の時間帯の窓口業務を休止します(ATMは使えます。すでに昼に休止している郵便局もあります)。千葉銀行(昼休業をしていないのは21店舗)・常陽銀行・静岡銀行・福岡銀行でも、窓口の昼休業(11時30分〜12時30分など)を行っている店舗があります。出かける前に、店舗ごとの営業時間を確かめておくと確実です。各銀行の年末年始の窓口・ATMの営業は、銀行の年末年始(2026-2027)の全国まとめで確認できます。

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銀行別の新札の両替手数料|大手4行・ゆうちょ・地方銀行10行

窓口で新札に替えるときの手数料と、両替機の無料枠を銀行ごとにまとめました(税込)。多くの銀行は、同じ金種の新券への交換も通常の両替と同じ扱いで、枚数に応じて手数料がかかります。

銀行 窓口(1〜10枚) 窓口(11〜500枚) 両替機(キャッシュカード)
三菱UFJ銀行 口座あり無料(1日1回)、口座なし550円 770円 1日1回10枚まで無料
三井住友銀行 口座あり220円、口座なし330円 770円 1日1回10枚まで無料(新しいデザインの新札を選べる)
みずほ銀行 口座あり無料(1日1回)、それ以外770円 990円 1日1回10枚まで無料
りそな銀行・埼玉りそな銀行 220円(口座があっても有料) 770円 1日1回10枚まで無料
ゆうちょ銀行 払戻し時の新券指定は持ち帰り1〜50枚まで無料 51〜100枚550円、101〜500枚825円 -

窓口の枚数は、多くの銀行で「持ってきた枚数」と「持ち帰る枚数」の多いほうで数えます(ゆうちょ銀行は持ち帰る枚数)。1万円札1枚を千円札10枚に替えれば10枚で、500円玉などの硬貨を混ぜると硬貨も枚数に入ります。

三菱UFJ銀行|口座があれば窓口も両替機も10枚まで無料

三菱UFJ銀行は、窓口での両替に同じ金種の新券への両替と、新券を指定した払戻しを含むとしています。口座がある人は、窓口でキャッシュカードか通帳を見せれば、両替は1人1日1回10枚まで、口座からの払戻しは口座ごとに10枚まで無料です。口座がない人は、1〜10枚で550円です。

両替機は、三菱UFJ銀行のキャッシュカードを使えば1日1回10枚まで無料で、11枚以上は両替機専用カード(1〜500枚400円)が必要です。ただし、三菱UFJ銀行の手数料のページやよくあるご質問には、両替機で新札を選べるかどうかの案内が見当たりません。新札が必要な場合は、窓口を利用するか、来店前に店舗に確認すると確実です。両替機は有人窓口のある店舗に置かれています(新潟支店・徳島支店など一部の店舗を除く)。稼働は原則として平日9時〜15時です。手数料は2025年9月24日現在のもので、年末年始の窓口の営業は三菱UFJ銀行の年末年始の記事にまとめています。

三井住友銀行|窓口は1枚から有料、両替機はカードで10枚まで無料

三井住友銀行は、ふだんの両替を支店の両替機で行うよう案内しています。両替機は三井住友銀行のキャッシュカードを使えば1日1回10枚まで無料で、新札の両替も同じ手数料です。ただし新札の枚数には限りがあり、なくなり次第終了します。両替機で選べる新券(新札)は、2024年7月以降に発行された新紙幣です。

11枚以上を両替機で替えるには、両替機専用カード(口座を持つ人に1人1枚まで。1〜500枚400円)が必要です。両替機があるのは一部の店舗だけで、公式の店舗・ATM検索で「両替機」を条件に探せます。両替機は平日9時〜15時に使え、12月31日から1月3日までは使えません。

窓口では、口座がある人でも1〜10枚で220円(口座がない人は330円)かかり、新札への両替や、引き出すときに新札や金種を指定する場合も有料です。窓口の両替も平日9時〜15時で、両替用の現金がなくなり次第終了します。年末年始の営業は三井住友銀行の年末年始の記事で紹介しています。

みずほ銀行|口座があれば窓口で10枚まで無料、11枚以上は990円

みずほ銀行の窓口は、口座がある人が本人の通帳かキャッシュカードを見せれば、1〜10枚の両替が1日1回に限り無料です。それ以外は1〜10枚で770円、11〜500枚は990円です。枚数は紙幣と硬貨を合わせて数え、同じ金種の新券への交換や、新券での払戻しも含みます。

両替機は、みずほ銀行のキャッシュカードで新札(新券)を1日10枚まで無料で受け取れます。口座がない人や、11枚以上を希望する人は窓口を利用します。一部の両替機は新札に両替できず、両替機があるかどうかや使える時間も店舗によって違うため、みずほ銀行は店舗への問い合わせを案内しています。先に紹介したとおり、新札への両替は原則として新しいデザインのお札になります。手数料は2026年4月1日現在のもので、年末年始の営業はみずほ銀行の年末年始の記事にまとめています。

りそな銀行・埼玉りそな銀行|窓口は1枚から220円、両替機はカードで10枚まで無料

りそな銀行・埼玉りそな銀行・関西みらい銀行の窓口の両替手数料は同じで、1〜10枚220円、11〜500枚770円です。2022年10月から、口座があっても窓口の両替は1枚目から有料になりました。新券への両替、同じ金種どうしの交換、新券を指定した引き出しも手数料の対象です。引き出しで金種を指定した場合は1万円札を枚数に数えませんが、新券を指定した1万円札は数えます。

両替機は、りそなグループのキャッシュカードか両替専用カードを使えば1日1回10枚まで無料で、それ以外は1〜500枚400円です(りそな銀行の両替機の手数料は100円硬貨でしか払えません。埼玉りそな銀行の両替機では、関西みらい銀行のカードは無料の対象外です)。埼玉りそな銀行の両替機は新券を指定でき、1回に指定できるのは合計30枚までです。りそな銀行は両替機を置いていない店舗も多いため、店舗ページの備考欄で確かめてください。埼玉りそな銀行は店舗ページに両替機の有無の記載がないため、来店前に店舗へ問い合わせると確実です。

受付は、りそな銀行では窓口・両替機とも原則平日9時〜15時で、新券を含む両替用の現金がなくなり次第終了します。関西みらい銀行は多くの店舗で窓口の両替を正午までとしており、水曜・金曜など週2〜3日しか受け付けない店舗も多いため、来店前に店舗ページで受付の曜日を確かめてください。年末年始の営業はりそな銀行の年末年始の記事で紹介しています。

ゆうちょ銀行・郵便局|新券の1万円札なら50枚まで無料

ゆうちょ銀行の料金一覧には「両替」の項目がなく、新札は貯金窓口で口座から払い戻すときに新券を指定して受け取る形になります。このとき、指定したあとに持ち帰る合計枚数に応じて金種指定料金がかかります。

持ち帰る合計枚数 金種指定料金(税込)
1〜50枚 無料
51〜100枚 550円
101〜500枚 825円
501〜1,000枚 1,100円

枚数の数え方には特徴があり、新券でない1万円札は数えませんが、新券を指定した1万円札は数えます。5千円札・千円札・硬貨は、新券かどうかにかかわらず持ち帰る枚数をすべて数えます。一部の金種だけを指定した場合も、指定していないお札や硬貨まで枚数に含みます。ゆうちょ銀行のよくあるご質問では、55万円を払い戻すときに新券の1万円札50枚を指定すると50枚で無料、新券の1万円札50枚と100円玉50枚を指定すると、指定していない5千円札1枚も数えて101枚となり825円がかかる例を紹介しています。

新券は指定できますが、新しいデザインか従来のデザインかは選べません。紙幣の在庫や混み具合によっては、希望の金種を用意できなかったり、金種の指定を断られたりする場合もあります。料金は郵便局の貯金窓口でも同じで、貯金窓口の営業は原則として平日9時〜16時です。新宿郵便局のように、郵便窓口は土日も開いていても貯金窓口は平日だけという局もあります。小銭を紙幣にまとめたいときは、窓口なら硬貨100枚まで無料で預けられます(ゆうちょの硬貨手数料の記事で紹介しています)。

地方銀行10行の新札の両替手数料

主な地方銀行10行について、窓口の無料枠と、同じ金種の新券への交換の扱いを各行の手数料一覧(一部はよくあるご質問)からまとめました。

銀行 窓口の無料枠 窓口の手数料(最初の有料の区分) 同じ金種の新券への交換 両替機(キャッシュカード)
横浜銀行 本人名義のキャッシュカードを見せると1日1回(10枚まで) 1〜500枚770円 カードを見せれば10枚まで無料(よくあるご質問) 1日1回無料(10枚まで)
千葉銀行 口座が確認できれば1日1回10枚まで 1〜500枚550円 通常の両替と同じ手数料表で枚数に応じてかかる(汚損したお金の交換のような無料扱いにはならない。10枚までの無料枠が使えるかは店舗で確認) 1日1回100枚まで無料
静岡銀行 なし(2024年3月に廃止) 1〜49枚660円 窓口で申し出る(通常の両替と同じ手数料) 1〜49枚300円
常陽銀行 本人名義の通帳・カードなどを見せると1日1回10枚まで 1〜500枚550円 通常の両替と同じ手数料表で枚数に応じてかかる(新券の1万円札も数える。10枚までの無料枠が使えるかは店舗で確認) 手数料一覧に記載なし(両替機での新券への両替は店舗や時期によって違う)
京都銀行 口座あり(通帳・カードを見せる)で1件10枚まで(同じ日に分けた依頼は合計枚数で数える場合あり) 11〜49枚770円(口座なしは1枚目から770円) 通常の両替と同じ手数料 1〜10枚無料
福岡銀行 1〜50枚無料 51〜500枚550円 無料と記載(表記は「同一金種の新しい紙幣へのご両替」。扱いは店舗で確認) 1日1回500枚まで無料
西日本シティ銀行 1〜49枚無料 50〜400枚330円 無料(同じ金種の新券への両替) 1日1回100枚まで無料
北陸銀行 口座ありで1日1回10枚まで 1〜20枚330円 枚数に含める(通常の両替と同じ手数料) 手数料一覧に記載なし
十六銀行 取引ありは1営業日50枚まで。取引のない個人も新券10枚までの交換は無料 50枚以下550円 取引ありは50枚まで無料 手数料一覧では両替機専用カード(月額5,500円)が必要と案内(利用条件は店舗で確認)
七十七銀行 1〜20枚無料 21〜500枚440円(宮城県内の店舗)、770円(県外の店舗) 無料とする記載はない 1日1回20枚まで無料

福岡銀行と西日本シティ銀行は同じ金種の新しいお札への両替を無料としており、十六銀行は取引のない個人でも新券10枚までの交換を無料としています。一方、北陸銀行は新札への交換も両替の枚数に含め、静岡銀行は2024年3月に口座がある人の無料枠を廃止しました。七十七銀行は、2026年4月から福島県内の店舗も宮城県外の店舗と同じ料金になっています。

手数料は各行の手数料一覧で2026年9月30日に確認した税込の金額です(西日本シティ銀行はページに税込の表記がありません)。福岡銀行は店舗によって手数料が一部異なる場合があるとしており、京都銀行は新札の在庫によって両替を受け付けられない場合があるとしています。十六銀行は、窓口の両替は平日のみとしています。

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お年玉の入れ方と送り方|ポチ袋・現金書留・税金

お年玉は「年玉」とも呼ばれ、辞書では「年の賜物」の意味とされています。もとは新年を祝って贈る物全般を指し、年神からの賜物とする民俗学的な解釈が有力とされています(改訂新版 世界大百科事典)。お年玉を入れる「ぽち袋」の「ぽち」は、関西で心づけや祝儀を指す言葉です(デジタル大辞泉)。

ポチ袋へのお札の入れ方と名前の書き方

ポチ袋の書き方やお札の入れ方に公的な決まりはありませんが、一般的とされるやり方は次のとおりです(包装用品の販売会社などの案内による)。

項目 一般的とされるやり方
お札の向き 肖像のある表の面を内側にして折る
折り方 左、右の順に折る三つ折り。四つ折りは「死」を連想させるため避けるとされる
お札が複数枚のとき 重ねてから一緒に折る
折らずに入る袋のとき 肖像のある面を表にして入れる
相手の名前 袋の表の左上
自分の名前 袋の裏の左下
金額 書かないのが一般的とされる

お札の大きさは、一万円札が縦76mm・横160mm、五千円札が76mm・156mm、千円札が76mm・150mmで、新しいデザインのお札も同じです(日本銀行)。折らずに入れたい場合は、この大きさが入る袋を選びます。なお、国立印刷局は、お札を折り紙にしたり落書きしたりすることは法令上直ちに違法とは言い切れないとしています。ただし、傷みの激しいお札や書き込みのあるお札は偽札かどうか見分けにくくなり、ATMや自動販売機で使えないトラブルのもとになるとして、お札を大切に使うよう呼びかけています。

遠くの孫や親戚には現金書留で送る

郵便法では、現金を郵便で送るときは書留にしなければならないと定められており、簡易書留も使えません。お年玉を郵送するときは、郵便局の窓口で売っている現金封筒(21円)に入れて現金書留で出します。現金書留の封筒はのし袋も入る大きさで、さらに大きいサイズの封筒も同じ21円で用意されているため、ポチ袋に入れたまま送れます。

中に入れる金額 料金(定形郵便物50g以内で出す場合)
1万円まで 590円(110円+480円)
2万円 612円
3万円 634円
5万円 678円

現金書留の料金は、郵便の基本料金に480円(1万円まで)を足し、1万円を超える分は5,000円ごとに11円ずつ加わります。補償の対象にできる金額(損害要償額)は50万円までで、封筒代の21円は別にかかります。大きいサイズの封筒などで定形郵便物に収まらない場合は基本料金が変わるため、窓口で確かめてください。

1万円を超えて入れるときは、窓口で中の金額(損害要償額)を申し出ます。申し出がないと、補償の上限は1万円になります。書留は土曜・日曜・休日も配達されます。2026年のお正月は、普通郵便の配達を休んだ1月2日(金)も、書留は配達する扱いでした(2027年のお正月の配達予定は、2026年9月30日時点ではまだ公表されていません)。図書カードや商品券などの金券は現金書留では送れず、一般書留か簡易書留で送れます。現金と一緒に入れる場合は現金書留で送れます。書き方や封筒の買い方は現金書留の送り方の記事にまとめています。

お年玉に税金はかかる?

国税庁は、個人から受ける年末年始の贈答や祝物などの金品で、社会通念上相当と認められるものには贈与税がかからないとしています。また、贈与税は1年間(1月1日〜12月31日)にもらった財産の合計が110万円以下ならかからず、申告も要りません。

国税庁のサイトに掲載されている租税教育の教材も、お年玉に限らず、1年間に個人からもらった財産の合計が110万円を超えた場合は、もらった人に贈与税の申告と納税が必要になると説明しています。高額のお年玉を渡す場合や、ほかの贈与と合わせて110万円を超える場合は、税務署や税理士に確認してください。

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お年玉と新札のよくある質問

Q1. ゆうちょ銀行や郵便局で新札に両替できますか?

ゆうちょ銀行の料金一覧には「両替」の項目がありません。新札が必要なときは、ゆうちょ銀行か郵便局の貯金窓口で、口座から払い戻すときに新券を指定します。持ち帰る枚数が50枚までなら無料で、新券でない1万円札は枚数に数えません。貯金窓口の受付は原則として平日9時〜16時です。

Q2. 土日や祝日に新札を手に入れる方法はありますか?

今回調べた銀行とゆうちょ銀行では、土日・祝日に新札を用意できるという案内は見つかりませんでした。窓口の両替は平日だけの銀行が多く(十六銀行は窓口の両替は平日のみと明記)、三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行の両替機も平日9時〜15時が基本です。ATMにも新札を指定できるという案内はないため、平日のうちに窓口か両替機で用意しておく必要があります。

Q3. 口座を持っていない銀行でも新札に両替できますか?

口座がない人向けの手数料を設けている銀行なら、窓口で両替できます。1〜10枚の手数料は、三菱UFJ銀行550円、三井住友銀行330円、みずほ銀行770円、京都銀行770円です。十六銀行は、取引のない個人でも新券10枚までの交換を無料としています。両替機はキャッシュカードや専用カードが必要な銀行が多く、みずほ銀行は口座がない人には窓口の利用を案内しています。

Q4. お年玉は新しいデザインのお札(新紙幣)にしたほうがいいですか?

決まりはありません。日本銀行と財務省は従来のお札も引き続き使えると案内しており、日本銀行は新しいお札に交換する必要はないとしています。お年玉で一般的に使われる「新札」は、まだ使われていないきれいなお札のことです。なお、銀行によっては新札に替えると新しいデザインのお札で渡され、従来のデザインのピン札は選べないことがあります。

Q5. お年玉に2,000円や4,000円を入れるのは失礼ですか?

金額に公的な決まりはありません。辞書では、忌み嫌われる数(忌み数)として4(死)や9(苦)が挙げられており(デジタル大辞泉)、4,000円や9,000円を避ける人もいます。2,000円を避けるべきとする公的な決まりはなく、二千円札も現在発行されている有効なお札です。インテージの調査では、小学校低学年に渡す金額は「2,001〜3,000円」が31.6%で最も多く、2,000円ちょうどが入る「1,001〜2,000円」は18.5%で3番目でした(割合は公表されている図表から読み取ったもの)。

Q6. ATMで千円札や五千円札をそろえる方法はありますか?

千円札は、ATMの機能で受け取れる場合があります。イーネットのATMは引き出すときに「一部両替」を押すと1万円分を千円札10枚で、イオン銀行ATMは「千円両替」を押すと1万円分を千円札で受け取れます。セブン銀行ATMは1万円ちょうどを引き出すと1万円札1枚で出ますが、1万円未満の金額はすべて千円札で受け取れます。五千円札はセブン銀行とイーネットのATMからは出ないため、窓口か両替機で用意します。ファミリーマートでは2026年6月から、セブン銀行の「ファミマATM」への置き換えが順次進んでいます(沖縄県・宮崎県・鹿児島県を除く)。ATMから出るお札は新札とは限りません。

Q7. 汚れたお札や破れたお札は新しいお札に替えてもらえますか?

破れたり汚れたりして使いにくくなったお札は、日本銀行の本支店で手数料なしで引き換えてもらえます。表と裏の両面があることが条件で、残っている面積が3分の2以上なら全額、5分の2以上3分の2未満なら半額として引き換えられます。日本銀行は事前の予約をお願いしており、金融機関で取り次いでもらえる場合もあります。ただし、引き換えたお金は日本銀行が最少枚数で支払うとしており、未使用のお札を選べるという案内はありません。

Q8. お年玉をキャッシュレスで渡す人は多いですか?

まだ少数です。インテージの調査では、お年玉をあげる人の9割以上が現金で手渡す予定と答えました。一方で、20歳以下の38.5%は「スマホのキャッシュレス決済でもらいたい」と答えています。マルアイの調査でも、電子マネーで送金する予定の人は4.0%、口座に振り込む予定の人は3.8%でした。

まとめ

お年玉と新札の準備のポイント

・渡す相手1人あたりの金額で最も多いのは、小学校低学年2,001〜3,000円、高学年と中学生4,001〜5,000円、高校生と大学生9,001円〜1万円(インテージ「2026年お年玉調査」)
・あげる人1人の予算は平均24,039円(インテージ)。何歳まであげるかは調査によって違い、マルアイの調査では「高校卒業まで」、マネーインサイトラボの調査では最後にあげる年齢層として「大学・短大・専門学校生など」が最も多い
・新札は日本銀行では用意できず、ATM・コンビニのATMにも新札を指定できるという案内はない。銀行の窓口・両替機か、ゆうちょの貯金窓口での新券指定で用意する
・両替機は三菱UFJ・三井住友・みずほ・りそなの4行とも、キャッシュカードで1日1回10枚まで無料。ゆうちょは新券の1万円札なら50枚まで無料
・銀行によっては新札が新しいデザインのお札になり、従来のデザインは選べない
・2026年の窓口は12月30日(水)まで。両替は平日の日中が基本で、新札がなくなり次第終了する銀行もある
・遠くに送るなら現金書留(1万円までなら590円+封筒代21円)

新札は、両替用の現金がなくなり次第受付を終える銀行があり、ゆうちょ銀行も紙幣の在庫や混み具合によっては金種の指定を断る場合があるとしています。渡す人数と金額を先に決めて必要な枚数を書き出し、12月の平日のうちに窓口か両替機で用意しておくと、年末に慌てずに済みます。

出典:株式会社インテージ「2026年お年玉調査」(2025年12月22日)、株式会社マルアイ「2026年お年玉に関する実態調査」(2025年12月16日)、学研教育総合研究所「小学生白書2025」「中学生白書2025」「高校生白書2025」「幼児白書2025」、マネーインサイトラボ「お年玉の実態調査」(2025年2月28日)、日本銀行「日本銀行が行う損傷現金の引換えについて」「損傷銀行券の引換基準」「現在発行されている銀行券・貨幣」「新券発行開始後の引換えに関する留意事項について」、日本銀行札幌支店「よくあるご質問」、財務省「新様式の日本銀行券の発行について」(2023年12月12日)、国立印刷局「よくあるご質問」、三菱UFJ銀行「その他手数料」、三井住友銀行「両替」「よくあるご質問」、みずほ銀行「その他手数料一覧」「よくあるご質問」、りそな銀行「手数料一覧」、埼玉りそな銀行「手数料一覧」、関西みらい銀行「手数料一覧」、ゆうちょ銀行「その他の料金」「よくあるご質問」「貯金窓口の営業時間」「年末年始における各種サービスの利用時間等」(2020年11月12日)、横浜銀行「その他手数料」、千葉銀行「円貨両替手数料」「よくあるご質問(昼の窓口)」、静岡銀行「両替手数料」、常陽銀行「手数料一覧」、京都銀行「手数料のご案内」、福岡銀行「両替関連手数料」、西日本シティ銀行「両替・大量硬貨入金手数料等」、北陸銀行「おもな手数料一覧」、十六銀行「手数料一覧」(両替手数料は「その他手数料」のページ)「よくあるご質問」、七十七銀行「手数料一覧」、セブン銀行・イーネット・イオン銀行・ローソン銀行の各よくあるご質問、ファミリーマート「ATM」、日本郵便「書留」「国内の料金表(手紙・はがき)」「よくあるご質問(のし袋が現金書留封筒に入らない場合)」「よくあるご質問(商品券・プリペイドカード等の金券)」「2026年の祝日等における郵便物等の配達」(2025年10月17日)「昼時間帯の窓口業務の休止」(2026年9月24日)「昼時間帯に窓口業務を休止している郵便局一覧」、国税庁「No.4405 贈与税がかからない場合」「No.4402 贈与税がかかる場合」、国税庁サイト掲載の租税教育教材「わたしたちの生活と税」(東京都租税教育推進協議会)、e-Gov法令検索「郵便法」、コトバンク「新札」「年玉」「ぽち」「忌み数」、株式会社シモジマ「ポチ袋のマナーと手作りポチ袋の作り方」、伊予銀行 iyomemo「お年玉袋の書き方は?名前や金額を書く場所、表裏の向きと基本マナーを徹底解説」。いずれも2026年9月30日に確認。お年玉の金額や作法は慣習によるもので、地域や家庭によって考え方が違うことがあります。手数料や取扱いは変わることがあるため、最新の情報は各金融機関の公式サイトでご確認ください。