窓口のカウンターに置かれた封筒と差出票のクリップボード、受領証のイラスト(簡易書留の出し方のイメージ)

最終更新日:2026年9月8日

簡易書留(かんいかきとめ)の出し方は、郵便局の窓口で「書留・特定記録郵便物等差出票」に記入し、郵便物と一緒に差し出すだけです。料金は手紙・はがきの基本料金に350円を加えた額で、定形封筒なら110円+350円=460円になります。

ポストには投函できず、コンビニからも出せません。日本郵便の公式FAQは「書留や特定記録はポスト投かんできません。郵便局へ差し出していただく必要があります」としています。ただし、郵便窓口が閉まった後でもゆうゆう窓口なら簡易書留を差し出せます

簡易書留を付けると、引受と配達が記録され、追跡番号で配達状況を確認できます。万一の紛失・破損には5万円を限度に実損額が賠償され、土日祝も配達され、受取人には手渡しで受領印かサインをもらいます。一般書留(+480円・10万円まで)や現金書留(現金専用)との違いもあわせて整理します。

こちらの記事では、

  • 簡易書留の出し方(窓口での手順)と、出せる場所・出せない場所
  • 簡易書留の料金と補償、一般書留・現金書留との違い
  • 簡易書留で送れるもの・送れないもの(商品券・現金・貴金属など)
  • 届くまでの日数、受け取り方、不在のときの再配達と保管期間

 
についてご紹介します。

先に結論だけ知りたい方へ

・簡易書留は郵便局の窓口(ゆうゆう窓口を含む)でのみ差し出せる。ポスト投函・コンビニは不可
・料金は基本料金+350円(定形封筒なら460円)。補償は5万円まで
・一般書留は+480円で10万円まで(申告で最大500万円)。現金は現金書留(+480円)のみ
・商品券・プリペイドカードは簡易書留か一般書留で送れる。貴金属・宝石は書留が必須
・土日祝も配達。受け取りは手渡しで受領印かサイン。不在なら不在票、郵便局での保管は7日間
・受領証の引受番号で追跡できる(約100日間)

簡易書留の出し方(窓口での5ステップ)

ステップ やること ポイント
1 封筒に宛名と差出人を書き、封をする 封筒の種類は自由。切手は貼らなくても窓口で料金を払える
2 郵便局の窓口へ持っていく 郵便窓口の営業時間外はゆうゆう窓口へ。ポストとコンビニは不可
3 「書留・特定記録郵便物等差出票」に記入する 窓口に備え付け。差出人・受取人の住所氏名と、書留の種類(簡易書留)を記入する
4 窓口で重さを量ってもらい、料金を払う 基本料金+350円。速達などのオプションもここで頼める
5 受領証を受け取り、保管する 引受番号(追跡番号)が書かれている。受取人に伝えれば相手も追跡できる

差出票は窓口の記入台に置かれており、その場で書けます。損害要償額(補償してほしい金額)の申告は一般書留・現金書留のときだけで、簡易書留は一律5万円までなので記入は不要です。

出せる場所・出せない場所

場所 簡易書留 根拠・注意
郵便局の郵便窓口 出せる 基本の出し方。差出票に記入して窓口へ
ゆうゆう窓口 出せる 公式FAQ「ゆうゆう窓口でも速達や書留で差し出すことができます」。営業時間は局ごとに異なる
郵便ポスト 出せない 公式FAQ「書留や特定記録はポスト投かんできません」
コンビニ 出せない 店員は郵便物を預かれない。店内ポストがあっても書留は投函できない

ゆうゆう窓口の探し方

ゆうゆう窓口はすべての郵便局にあるわけではなく、営業時間も局ごとに違います。日本郵便の「郵便局・ATM・ポストをさがす」で最寄りの局とゆうゆう窓口の時間を確認できます。

 

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簡易書留の料金と補償(一般書留・現金書留との違い)

書留には「簡易書留」「一般書留」「現金書留」の3種類があり、料金・補償・記録の細かさが違います。

種類 加算料金(郵便物) 補償(損害要償額) 記録される範囲 向いているもの
簡易書留 +350円 5万円まで(申告不要) 引受と配達のみ 重要書類、願書、商品券など5万円以下のもの
一般書留 +480円 10万円まで。5万円ごとに+23円で最大500万円 引受から配達までの送達過程 高額な金券・貴金属・宝石など
現金書留 +480円 1万円まで。5,000円ごとに+11円で最大50万円 引受から配達までの送達過程 現金(専用の現金封筒21円を使う)

ゆうメール(冊子・CDなど)に付ける場合は、簡易書留+350円、一般書留+420円です。

合計額の例(2024年10月改定後の基本料金)

送るもの 基本料金 簡易書留 合計
通常はがき 85円 +350円 435円
定形郵便物(長形3号など・50g以内) 110円 +350円 460円
定形外・規格内(角形2号のA4書類など・100g以内) 180円 +350円 530円
定形外・規格内(250g以内) 320円 +350円 670円
ゆうメール(150g以内) 190円 +350円 540円

速達など、あわせて付けられるオプション

書留と併用できるオプションは、公式サイトによると速達、配達日指定、配達時間帯指定郵便、代金引換、引受時刻証明、配達証明、内容証明、本人限定受取郵便、返信依頼郵便です。特定記録は書留に付加できません(書留自体が引受を記録するため)。急ぐ書類なら「簡易書留+速達」(250gまで+300円)を窓口で頼みます。

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簡易書留で送れるもの・送れないもの

送りたいもの 簡易書留 公式FAQの扱い
重要書類(契約書・願書・証明書など) 送れる 書留の代表的な用途。「重要な郵便物を送りたい」への公式の答えが書留
商品券・プリペイドカードなどの金券 送れる 「現金ではございませんので、一般書留または簡易書留で送ることが可能です」。現金と同封する場合は現金書留
現金 送れない 現金は現金書留のみ。ゆうパックにも現金書留は付けられない
貴金属・宝石などの貴重品 書留が必須 「貴金属、宝石およびその他の貴重品を送付する際は、書留とする必要があります」。高額なら一般書留で損害要償額を申告する
冊子・CD・DVD(ゆうメール) 送れる ゆうメールに簡易書留+350円を付ける
ゆうパックの荷物 付けられない ゆうパックには書留のオプションがない。補償はゆうパック自体の30万円(セキュリティサービスで50万円)

簡易書留の補償は5万円が上限です。5万円を超える価値のものは一般書留で損害要償額を申告しないと、上限までしか賠償されません。

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簡易書留はいつ届く?受け取り方と不在のとき

届くまでの日数と土日祝の配達

書留は土曜・日曜・休日も配達されます。届くまでの日数は差出元と宛先で変わるため、公式の「お届け日数を調べる」で確認します。速達を付けない簡易書留は普通郵便と同じ日数が目安ですが、普通郵便と違って土日祝も配達されるため、週末をまたぐときは早く届くことがあります。

 

受け取り方:手渡しで受領印かサイン

公式FAQによると、書留は「手渡しで受領印かサインをいただいております」という配達方法です。郵便受けには入れられないため、在宅している必要があります。

不在だったとき

状況 扱い
配達時に不在 不在票(郵便物到着のお知らせ)が入る。戸建住宅に設置した宅配ボックスがあれば、そこへ配達されることがある
当日中に受け取りたい 当日17時頃までに再配達を申し込めば21時頃までに再配達(無料)。締切後は担当郵便局の窓口で受け取れることがあるが、持ち戻りに時間がかかるため事前に電話で確認する
再配達の時間帯 午前(8〜12時頃)、12〜14時頃、14〜16時頃、16〜18時頃、18〜20時頃、19〜21時頃から選べる
郵便局での保管 7日間。7日以内に配達も窓口渡しもできない場合は差出人に返送される
窓口で受け取るときに必要なもの 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード・パスポートなど)、印鑑(なければ署名でも可)、不在連絡票

追跡のしかた

窓口でもらう受領証の引受番号を、日本郵便の郵便追跡サービスに入力します。簡易書留は「引受」と「配達」の2点が記録され、一般書留は途中の通過局も記録されます。インターネットで追跡できる期間は取り扱いから約100日です。

 

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よくある質問

簡易書留の読み方は?

「かんいかきとめ」です。「簡易書類」ではなく「簡易書留」で、書留は「かきとめ」と読みます。

簡易書留はコンビニやポストから出せますか?

出せません。公式FAQで「書留や特定記録はポスト投かんできません。郵便局へ差し出していただく必要があります」とされています。コンビニの店員も郵便物を預かれません。郵便窓口が閉まっていれば、ゆうゆう窓口へ持ち込みます。

簡易書留と一般書留はどちらを選べばいいですか?

5万円以下の価値のものなら簡易書留(+350円)で足ります。5万円を超えるものや、途中の経路まで記録を残したいものは一般書留(+480円、損害要償額を申告)を選びます。

簡易書留で現金を送れますか?

送れません。現金は現金書留(+480円、専用の現金封筒21円)だけです。商品券やプリペイドカードは現金ではないため、簡易書留や一般書留で送れます。

簡易書留は土日にも届きますか?

届きます。公式サイトに「土曜日・日曜日・休日も配達します」とあります。普通郵便は土日祝に配達されないので、この点は書留の利点です。

受け取りに印鑑は必要ですか?

配達時は受領印かサインのどちらかで受け取れます。郵便局の窓口で受け取る場合も、印鑑がなければ署名でかまいません。ただし本人確認書類は必要です。

受領証をなくすと追跡できませんか?

引受番号は受領証に書かれているため、なくすと番号が分からなくなります。差し出したらすぐに番号を控えるか、受領証を写真に撮っておくのが安全です。

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まとめ

  • 簡易書留は郵便局の窓口(ゆうゆう窓口を含む)で差出票に記入して出す。ポスト・コンビニは不可
  • 料金は基本料金+350円。定形封筒なら460円、はがきなら435円
  • 補償は5万円まで。超えるものは一般書留(+480円)で損害要償額を申告する。現金は現金書留のみ
  • 商品券・プリペイドカードは簡易書留で送れる。貴金属・宝石は書留が必須
  • 特定記録は付加できない。速達との併用は可能
  • 土日祝も配達。受け取りは手渡しで受領印かサイン。不在なら不在票、局での保管は7日間
  • 受領証の引受番号で約100日間追跡できる

 

窓口に着いてから迷わないよう、封をした封筒と、受取人の住所氏名を確認できるメモを持って行けば、差出票の記入から受領証の受け取りまで数分で終わります。

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出典:日本郵便 書留オプションサービスの加算料金一覧国内の料金表(手紙・はがき)書留や特定記録をポストへ投かんできますかゆうゆう窓口で速達や書留を差し出すことはできますかコンビニで郵便物を差し出すことはできますか重要な郵便物を送りたい商品券・プリペイドカード等の金券は現金書留で送らなければなりませんか貴重品を送る場合、書留としなければなりませんか現金書留で現金と物品を同封できますか書留に特定記録を付加することはできますか不在時の配達郵便局での保管期間郵便局の窓口で受け取る際に必要なもの本日中に受け取りたい場合郵便追跡の確認可能期間郵便物等の損害賠償制度。2026年9月8日時点の情報です。料金や取り扱いは変更されることがあるため、最新情報は日本郵便の公式サイトをご確認ください。