最終更新日:2026年9月8日
速達の出し方は、基本料金に速達料金を足した額の切手を貼り、封筒の右上に赤い線を引いて、ポストに投函するか郵便窓口に出すだけです。特別な用紙や申込書はいりません。速達料金は2024年10月1日の改定後、250gまで+300円、1kgまで+400円、4kgまで+690円です。
ポスト投函は日本郵便の公式サイトでも認められています。ただし、書留や簡易書留と組み合わせる場合はポストに入れられず、郵便局の窓口で差し出す必要があります。コンビニの店員に手紙を預けることもできません(店内にポストがあれば投函は可能です)。
速達は土曜・日曜・休日にも配達され、配達は原則として手渡しです。不在のときは郵便受けに入ります。届く日の目安は、日本郵便の「お届け日数を調べる」で郵便番号を入れると分かります。
こちらの記事では、
- 速達の出し方の3ステップと、速達にできる郵便物の種類
- 速達の料金表(2024年10月改定後)と、封筒・はがきごとの合計額の例
- ポスト・郵便窓口・ゆうゆう窓口・コンビニ、それぞれで出せるかどうか
- 封筒への赤い線の引き方と、届く日・土日祝の配達・受け取り方
についてご紹介します。
・速達料金は基本料金に加算。250gまで+300円、1kgまで+400円、4kgまで+690円(ゆうメールは1kgまで+330円)
・定形封筒(50g以内)なら110円+300円=410円、はがきなら85円+300円=385円
・縦長の封筒は表面の右上、横長の封筒は右側に赤い線を引く
・切手を貼って赤い線を引けば、ポストに投函できる。書留と併用するときは窓口のみ
・コンビニの店員は預かれない。店内ポストがあれば投函は可能
・土日祝も配達される。配達は原則手渡しで、不在なら郵便受けに入る
速達の出し方は3ステップ
速達は「速達専用の封筒」や「申込書」がいるわけではなく、ふだんの手紙に料金と目印を足すだけのオプションサービスです。
| ステップ | やること | ポイント |
|---|---|---|
| 1 | 郵便物の重さから料金を確認する | 「基本料金」+「速達料金」が支払う額。速達料金は250gまで+300円、1kgまで+400円、4kgまで+690円 |
| 2 | 合計額の切手を貼る | 切手は複数枚を組み合わせてよい。窓口なら計量して料金をその場で払える |
| 3 | 赤い線を引いて、ポストか窓口へ | 縦長なら表面の右上、横長なら右側に赤い線。書留と併用する場合は窓口のみ |
重さがはっきりしない場合や、切手の額面をそろえるのが面倒な場合は、郵便局の窓口に持ち込むのがいちばん確実です。窓口では重さを量ったうえで合計額を提示してくれるので、料金不足の心配がありません。
速達にできる郵便物・できない郵便物
| 種類 | 速達 | 備考 |
|---|---|---|
| 手紙(定形・定形外郵便物) | できる | 第一種郵便物。もっとも一般的な使い方 |
| はがき | できる | 第二種郵便物。85円+300円=385円 |
| 雑誌などの定期刊行物、学術刊行物 | できる | 第三種・第四種郵便物 |
| ゆうメール(心身障がい者用を含む) | できる | 速達料金は1kgまで+330円 |
| 書留・簡易書留との併用 | できる | ただしポスト投函は不可。窓口で差し出す |
| ゆうパック | できない | ゆうパックに速達を付ける取り扱いは2010年6月30日に終了。急ぐ場合は当日配達ゆうパックなどを使う |
速達の料金はいくら?2024年10月改定後の一覧
速達料金(基本料金に加算する額)
| 対象 | 重量 | 速達料金(加算) |
|---|---|---|
| 郵便物(手紙・はがきなど) | 250gまで | +300円 |
| 1kgまで | +400円 | |
| 4kgまで | +690円 | |
| ゆうメール | 1kgまで | +330円 |
郵便料金は2024年10月1日に改定され、速達料金も250gまでが260円から300円、1kgまでが350円から400円、4kgまでが600円から690円に上がりました。古い記事や手元のメモが260円のままになっていることがあるので注意が必要です。
封筒・はがきごとの合計額の例
実際に貼る切手の額は「基本料金+速達料金」です。よく使う形での合計額をまとめました。
| 送るもの | 基本料金 | 速達料金 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 通常はがき | 85円 | 300円 | 385円 |
| 定形郵便物(長形3号など・50g以内) | 110円 | 300円 | 410円 |
| 定形外・規格内(角形2号のA4書類など・100g以内) | 180円 | 300円 | 480円 |
| 定形外・規格内(250g以内) | 320円 | 300円 | 620円 |
| 定形外・規格内(500g以内) | 510円 | 400円 | 910円 |
| 定形外・規格外(1kg以内) | 920円 | 400円 | 1,320円 |
| 定形外・規格外(4kg以内) | 1,750円 | 690円 | 2,440円 |
定形郵便物は長辺23.5cm・短辺12cm・厚さ1cm・50g以内が条件です。A4の書類を折らずに角形2号の封筒で送ると定形外郵便物(規格内)になり、基本料金が変わります。封筒の大きさと重さの両方で基本料金が決まるので、料金の境目に近いときは窓口で量ってもらうのが安全です。
切手はどう貼る?
切手は合計額になれば複数枚を貼ってかまいません。速達料金分の切手を別に貼る決まりはなく、基本料金と速達料金を合わせた額が貼ってあれば足ります。貼る場所は通常の手紙と同じで、公式FAQでは表面の左上部(横に長いものは右上部)と案内されています。縦長の封筒では右上が赤い線を引く場所になるので、切手は左上にまとめて貼り、右上を空けておきます。
速達はポストに投函できる?窓口・コンビニとの違い
日本郵便の公式サイトには「差し出す際は、郵便窓口に差し出すかポストへ投かんしてください」と書かれています。切手と赤い線がそろっていれば、ポストで問題ありません。出し方ごとの違いは次のとおりです。
| 出す場所 | 速達 | 注意点 |
|---|---|---|
| 郵便ポスト | できる | 切手を貼り、赤い線を引いてから投函。最終取集時刻を過ぎると翌日の取集になる。書留との併用は不可 |
| 郵便局の郵便窓口 | できる | 重さを量って料金をその場で払える。書留・簡易書留と併用するときはここで出す |
| ゆうゆう窓口 | できる | 公式FAQに「ゆうゆう窓口でも速達や書留で差し出すことができます」と明記。窓口の営業時間外に出したいときに |
| コンビニ | 店員には預けられない | 店内にポストがあれば投函は可能。店員が郵便物を預かることはできない(公式FAQ) |
ポストに入れる前に確認すること
ポストには取集(回収)の予定時刻が決まっており、公式サイトのお届け日数検索の注意書きにも「最終取り集め時刻を過ぎて差し出されたものは、その翌日に取り集められる」とあります。急ぎで出すときは、ポストに書かれた取集時刻を見るか、日本郵便の「郵便局・ATM・ポストをさがす」または郵便局アプリで近くのポストの取集予定時刻を調べてから投函すると確実です。
また、お届け日数検索の結果は郵便局の窓口に出した場合を想定したもので、ポスト投函では検索結果より日数(時間)がかかる場合があると公式FAQに書かれています。「今日中に出したことにしたい」「翌日に確実に届けたい」という場面では、ポストより窓口を選ぶほうが安心です。
書留・簡易書留と組み合わせるときは窓口だけ
「速達+簡易書留」のように書留系のオプションを付ける場合、公式FAQは「書留や特定記録はポスト投かんできません。郵便局へ差し出していただく必要があります」としています。窓口に備え付けの「書留・特定記録郵便物等差出票」に記入して差し出します。速達と書留は併用できるので、重要書類を急いで送るときはこの組み合わせを窓口で頼みます。
封筒への書き方:赤い線はどこに引く?
速達であることを郵便局に伝える正式な表示は、赤い線です。日本郵便の公式サイトは「縦長の郵便物・ゆうメールなら表面の右上部に、横長の郵便物・荷物なら右側部に、赤い線を表示してください」と案内しています。
| 封筒の向き | 赤い線の位置 | 書き方のコツ |
|---|---|---|
| 縦長(長形3号・長形4号など) | 表面の右上部。切手は左上に貼る | 上辺に沿って横に1本。宛名や切手にかからないようにする |
| 横長(洋形封筒など) | 表面の右側部 | 右辺に沿って縦に1本。住所を書く前に線の場所を空けておくと重ならない |
| はがき | 縦長として扱い、表面の右上部 | 切手の右側の空きに引く |
線の太さや長さに公式の決まりは示されていません。赤ペンやマーカーで、遠目でも分かるようにはっきり引いておくのが無難です。
「速達」の文字は必要?
公式サイトが案内している表示方法は赤い線で、「速達」と文字を書くことは求められていません。赤い線の近くに「速達」と書き添えるのは自由ですが、文字を書いたからといって線を省略してよい根拠はないため、線は必ず引きます。
赤い線を忘れたらどうなる?
赤い線は郵便局の職員が速達を仕分けるための目印です。切手の額が足りていても線がないと、速達として気づかれない可能性があります。投函する直前に「切手の合計額」と「赤い線」の2点をもう一度確認してください。線を引かずにポストに入れてしまった場合は、そのポストを担当する郵便局に問い合わせるのが現実的な対応です。
速達はいつ届く?土日祝の配達と受け取り方
届く日の目安
速達は普通郵便より優先して配達されますが、「必ず翌日」と決まっているわけではありません。差出元と宛先の郵便番号で目安が変わるため、公式の「お届け日数を調べる」で確認します。検索結果は郵便局の窓口に出した場合の目安で、午前差出はおおむね12時まで、午後差出はおおむね17時までが基準です。
土曜・日曜・休日も配達される
公式FAQに「速達は土曜日・日曜日・休日にも配達いたします」と明記されています。2021年10月以降、普通の手紙・はがきは土曜・日曜・休日に配達されなくなりましたが、速達はその対象外です。金曜日に出して週末のうちに届けたい、という場面で速達を選ぶ意味はここにあります。
| 項目 | 普通郵便(手紙・はがき) | 速達 |
|---|---|---|
| 土曜・日曜・休日の配達 | なし(1月1日を除く) | あり |
| 配達の優先度 | 通常 | 優先して配達 |
| 配達方法 | 郵便受けに投函 | 原則手渡し(不在時は郵便受け) |
| 追跡番号 | なし | なし(書留などと併用すれば追跡できる) |
受け取り方:手渡し?郵便受け?
公式FAQによると、速達郵便物の配達は原則手渡しで、不在のときは郵便受けに配達されます。郵便受けに入らない大きさの場合や、書留と併用している場合は、不在票(郵便物到着のお知らせ)が投函され、再配達を申し込む形になります。
受け取る側は、在宅していれば玄関で受け取り、不在だった場合は郵便受けを確認するだけです。速達だけでは追跡番号が付かないため、「今どこにあるか」を調べたい場合は、差出時に書留や特定記録を併用しておく必要があります。
ゆうちょ銀行・郵便局関連の記事はこちらから
ゆうちょ銀行、郵便局カテゴリ別にご紹介していきます。
ゆうちょ銀行関連記事
明細が見られるのは2か月まで。プラスなら20年に伸びますが、通帳に戻すと1,100円かかります。
手数料は無料。持ち物は通帳1冊だけで、名義人以外でも繰り越せます。ATMならデザインは選べません。
ATMは1日50万円まで。2026年8月17日から上限が変わり、一度下げると戻せません。
3回間違えるとロック。番号を忘れていても、アプリなら窓口に行かず再登録できます。
窓口は100枚まで無料、ATMは硬貨1枚でも110円。土日と店舗外ATMは硬貨自体が使えません
紛失センターに連絡後、アプリか窓口で申込。1,100円・約2週間で簡易書留。即日発行はできません
郵便局関連記事
24時間営業は2021年に廃止。今は最長でも平日21時までです。できること8つを一覧に。
普通郵便は配達時刻の決まりなし・土日祝は配達なし。午前中は8〜12時。来ないときの確認順も
違いは料金・厚さ・届け方・集荷の4点。どちらも補償なしで現金は送れません。出し方も解説
ゆうパックは170cm・25kg以内。郵便局・ローソン・集荷で送れる。持込120円引き、スマホ割180円引き
セブンで買えますが全店舗ではありません。100均なら1枚55円、通販ならさらに安く。
定形外は規格内140円〜・規格外260円〜。追跡・補償なし、土日祝の配達なし。ゆうパケットとの使い分けも
速達は封筒右上に赤線を引けばポスト投函OK。250gまで+300円。書留併用は窓口のみ
簡易書留は窓口のみ・基本料金+350円・補償5万円。ポストとコンビニは不可。土日祝も配達
赤字は封筒の左下。定形なら460円ですが、ポストには投函できません。
現金書留は窓口のみ・封筒21円・1万円まで590円・上限50万円。商品券や外貨は送れません
消印有効は締切日までの消印があればOK。ポストは最終取集時刻まで。レターパックには消印がない
よくある質問
速達の料金はいくらですか?
基本料金に速達料金を加えた額です。速達料金は250gまで300円、1kgまで400円、4kgまで690円(ゆうメールは1kgまで330円)で、2024年10月1日の改定後の金額です。定形封筒なら110円+300円=410円になります。
速達はコンビニから出せますか?
店員に預けることはできません。公式FAQでは「店員が郵便物をおあずかりすることはできません」とされています。店内にポストが設置されているコンビニなら、切手を貼って赤い線を引いた状態で投函することはできます。
はがきを速達にできますか?
できます。通常はがき85円に速達料金300円を加えた385円分の切手を貼り、表面の右上部に赤い線を引きます。ポストに投函できます。
ゆうパックを速達にできますか?
できません。ゆうパックに速達を付ける取り扱いは2010年6月30日に終了しています。荷物を急いで送りたい場合は、当日配達ゆうパックなど別のサービスを検討します。
速達と簡易書留は一緒に使えますか?
使えます。書留と併用できるオプションサービスに速達が含まれています。ただし書留はポストに投函できないため、郵便局の窓口(ゆうゆう窓口を含む)で差し出します。
速達は郵便受けに入りますか?手渡しですか?
原則は手渡しで、不在のときは郵便受けに配達されます。郵便受けに入らない大きさや書留との併用の場合は不在票が入り、再配達の申し込みが必要です。
封筒も切手も手元にないとき、今日中に書類を届ける方法はありますか?
日本郵便の「Web速達」という方法があります。WordやPDFのファイルをWeb上で受け付け、印刷した文書をA4サイズの配達封筒で速達として届けるサービスで、おおむね15時30分(一部地域は13時30分)までの申し込みで当日中の配達が可能とされています。料金はA4白黒1枚680円、カラー1枚700円で、最大5枚までです。対応地域や詳細は公式サイトで確認してください。
まとめ
- 速達は「基本料金+速達料金」の切手を貼り、赤い線を引くだけ。専用の封筒や申込書は不要
- 速達料金は250gまで+300円、1kgまで+400円、4kgまで+690円(2024年10月1日改定後)。ゆうメールは1kgまで+330円
- 定形封筒なら410円、はがきなら385円が合計額
- 赤い線は、縦長の封筒は表面の右上部、横長の封筒は右側部に引く
- ポスト投函できる。ただし最終取集時刻を過ぎると翌日扱いになり、書留と併用するなら窓口のみ
- コンビニの店員には預けられない。店内ポストがあれば投函は可能
- 土日祝も配達され、配達は原則手渡し。不在時は郵便受けに入る
急ぎの手紙は、切手の合計額と赤い線を確認してからポストへ。確実に翌日に届けたい書類は、取集時刻を気にせず済む郵便局の窓口から出すのがいちばん確実です。
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