最終更新日:2026年8月12日
履歴書や契約書、願書など「確実に届いた記録を残したい書類」を送るときに使われるのが簡易書留です。ただ、いざ出そうとすると「封筒のどこに何を書くの?」「いくらかかるの?」と迷ってしまいますよね。
結論から言うと、「簡易書留」は封筒表面の左下に赤字で書き、料金は定形郵便なら合計460円です。
そしてもうひとつ、簡易書留はポストに投函できません。赤字で書いてポストに入れても書留として扱われないため、必ず郵便局の窓口へ持って行く必要があります。ここを知らずに投函してしまう失敗が少なくありません。
こちらの記事では、
- 簡易書留の料金は定形460円〜|早見表
- 封筒の書き方|「簡易書留」は左下に赤字
- 出し方の手順|ポスト投函はできません
- 一般書留・現金書留との違い
についてご紹介します。
・「簡易書留」は封筒表面の左下に赤字で書き、四角で囲みます
・料金は基本料金+350円。定形郵便なら合計460円
・宛名や差出人は黒字。赤字にするのは「簡易書留」の文字だけ
・ポスト・コンビニからは出せません。郵便局かゆうゆう窓口の窓口へ
・窓口で差出票を記入し、受領証を受け取ります
・補償は5万円まで。それ以上なら一般書留を選びます
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簡易書留の料金は定形460円〜|早見表

まず知っておきたいのが、簡易書留は独立したサービスではないということです。専用の封筒やラベルはなく、通常の郵便物にオプションとして350円を追加する仕組みになっています。
基本の郵便料金 + 350円 = 簡易書留の合計料金
※2024年10月の郵便料金改定後も、簡易書留の加算料金350円は据え置きです
サイズ・重さ別の料金早見表
もっとも使われるのは、A4用紙を三つ折りにして入れる長形3号の封筒です。この場合は定形郵便となり、合計460円になります。
| 種類 | 重さ | 基本料金 | 簡易書留の合計 |
|---|---|---|---|
| 定形郵便 | 50g以内 | 110円 | 460円 |
| 定形外(規格内) | 50g以内 | 140円 | 490円 |
| 定形外(規格内) | 100g以内 | 180円 | 530円 |
| 定形外(規格内) | 150g以内 | 270円 | 620円 |
| 定形外(規格外) | 50g以内 | 260円 | 610円 |
| 定形外(規格外) | 100g以内 | 290円 | 640円 |
※2024年10月1日改定後の料金です。最新の料金は日本郵便の国内郵便料金表でご確認ください。
重さの目安として、A4のコピー用紙が1枚約4g、長形3号の封筒が約5gです。契約書や履歴書を3〜4枚入れた程度なら50gを超えることはまずないので、460円と覚えておけば大半のケースに対応できます。
なお速達を付ける場合は、さらに300円(250gまで)が加算されます。定形郵便に簡易書留と速達を付けると、合計760円です。
送れるサイズの上限
簡易書留として出せるのは、次のサイズに収まっているものです。
| 種類 | 最大サイズ | 最小サイズ | 重さ |
|---|---|---|---|
| 定形郵便 | 縦23.5cm×横12cm ×厚さ1cm |
縦14cm×横9cm | 50g以内 |
| 定形外(規格内) | 縦34cm×横25cm ×厚さ3cm |
縦14cm×横9cm | 1kg以内 |
| 定形外(規格外) | 三辺合計90cm以内 長辺60cm以内 |
縦14cm×横9cm | 4kg以内 |
見落としやすいのが定形郵便の「厚さ1cm」です。クリップを留めたり、書類が折り重なったりして1cmを超えると定形外扱いになり、料金が変わります。
簡易書留で付く5つのサービス
350円を追加することで、次のサービスが付きます。
- 引き受けと配達の記録が残る
- 郵便追跡システムで配送状況を確認できる
- 損害賠償額5万円までの補償が付く
- 土日祝日も配達される(元旦を除く)
- 再配達の日時を指定できる
普通郵便が土日に配達されないのに対し、簡易書留は土日祝日も配達される点は大きな違いです。締切が迫っている書類を送るときに効いてきます。
封筒の書き方|「簡易書留」は左下に赤字

封筒の書き方は、基本的に普通郵便と同じです。違うのは「簡易書留」の一言を書き足すことだけと考えて差し支えありません。
表面の書き方
郵便番号、住所、宛名を通常どおり記載します。縦長の封筒なら全て縦書きにするのが一般的です。
そのうえで、封筒表面の左下に、赤いペンで「簡易書留」と書き、四角で囲みます。太めのペンを使うと窓口や仕分けで確認しやすくなります。
・郵便番号・住所・宛名…黒字で通常どおり
・「簡易書留」の文字…左下に赤字、四角で囲む
・宛名の敬称(様・御中)を間違えないよう注意
裏面の書き方
裏面の左下に差出人の郵便番号・住所・氏名を記載します。ビジネス文書の場合は、左上に投函日を書いておくと丁寧な印象になります。
封をしたら、封じ目に「〆」と書くのが一般的なマナーです。
赤字にするのは「簡易書留」の文字だけ
意外とやってしまいがちなのが、住所や宛名まで赤字で書いてしまうことです。
全体を赤くすると、肝心の「簡易書留」の表示が埋もれて目立たなくなります。仕分けの際に見分けがつきにくくなるため、赤字にするのは「簡易書留」の文字だけにしましょう。宛先や差出人は黒字が基本です。
手書きでも問題ありません
「印刷した宛名ラベルでないとダメでは」と心配される方もいますが、手書きの封筒でまったく問題ありません。宛名と差出人が読み取れる状態であれば受け付けてもらえます。
また、まっすぐ四角を書く自信がなければ、無理に書かずに窓口へ持ち込む方法もあります。郵便局には専用のスタンプがあり、きれいに押してもらえます。窓口で「簡易書留でお願いします」と伝えるだけで対応してもらえるので、迷ったらそれで十分です。
出し方の手順|ポスト投函はできません
封筒に赤字で「簡易書留」と書いても、ポストへ投函した時点では書留として扱われません。記録も補償も付かない普通郵便として配達されてしまいます。
コンビニでも取り扱っていません。差し出せるのは郵便局の窓口とゆうゆう窓口だけです。
もし誤ってポストに投函してしまった場合は、投函した場所・時間・封筒の特徴を控えたうえで、すぐに最寄りの郵便局へ相談してください。
窓口での手順4ステップ
窓口での手続きは数分で終わります。流れを知っておけば緊張することはありません。
| 手順 | やること |
|---|---|
| ① | 窓口で「簡易書留でお願いします」と伝える |
| ② | 「書留・特定記録郵便物等差出票」を受け取り記入する |
| ③ | 郵便物と差出票を一緒に窓口へ提出し、料金を支払う |
| ④ | 受領証(追跡番号入り)を受け取る |
最後に受け取る受領証は、必ず保管してください。ここに記載された追跡番号で配送状況を確認でき、万が一の事故の際には補償を受けるための証明にもなります。
なお、手元に切手がある場合は、切手を貼ったうえで不足分だけを窓口で現金精算することもできます。
夜間や土日に出したいときはゆうゆう窓口へ
通常の郵便窓口は平日の日中しか開いていませんが、ゆうゆう窓口なら夜間や土日祝日でも簡易書留を差し出せます。仕事帰りに出したい場合はこちらを利用しましょう。
ただし設置されている郵便局は限られており、営業時間も局ごとに異なります。訪問前に確認しておくと確実です。
受け取りは対面・不在なら不在票
簡易書留は受取人が対面で受け取る必要があります。普通郵便のように郵便受けには入りません。
受取人が不在の場合は不在票が投函され、再配達か郵便局での受け取りとなります。保管期限を過ぎると差出人に返送されるため、急ぎの書類を送る際は相手に一報を入れておくと安心です。
一般書留・現金書留との違い

書留には3種類あり、補償額と料金が異なります。
| 簡易書留 | 一般書留 | 現金書留 | |
|---|---|---|---|
| 加算料金 | 350円 | 480円 | 480円 |
| 補償額 | 5万円まで | 10万円まで (増額可) |
1万円まで (増額可) |
| 記録 | 引受と配達 | 引受・中継・配達 | 引受・中継・配達 |
| 現金 | 送れない | 送れない | 専用封筒で送る |
| 主な用途 | 履歴書・契約書 願書・住民票 |
高額な品物 内容証明 |
現金のみ |
「届いた記録が残ればよい書類」なら、いちばん安い簡易書留で十分です。補償額を5万円より高くしたい場合や、内容証明・配達証明を付けたい場合に一般書留を選びます。
なお現金を普通郵便やレターパックで送るのは郵便法違反です。現金は必ず現金書留の専用封筒(21円)を使ってください。
ゆうちょ銀行・郵便局関連の記事はこちらから
ゆうちょ銀行、郵便局カテゴリ別にご紹介していきます。
ゆうちょ銀行関連記事
明細が見られるのは2か月まで。プラスなら20年に伸びますが、通帳に戻すと1,100円かかります。
手数料は無料。持ち物は通帳1冊だけで、名義人以外でも繰り越せます。ATMならデザインは選べません。
ATMは1日50万円まで。2026年8月17日から上限が変わり、一度下げると戻せません。
3回間違えるとロック。番号を忘れていても、アプリなら窓口に行かず再登録できます。
郵便局関連記事
24時間営業は2021年に廃止。今は最長でも平日21時までです。できること8つを一覧に。
セブンで買えますが全店舗ではありません。100均なら1枚55円、通販ならさらに安く。
赤字は封筒の左下。定形なら460円ですが、ポストには投函できません。
簡易書留に関するよくある質問
A. 封筒表面の左下に、赤字で「簡易書留」と書き、四角で囲みます。宛名や住所、差出人は黒字で通常どおり記載してください。赤字にするのは「簡易書留」の文字だけです。
A. 基本の郵便料金に350円を追加した金額です。定形郵便(50g以内)なら110円+350円で合計460円になります。速達を付ける場合はさらに300円が加算されます。
A. できません。赤字で「簡易書留」と書いてポストに入れても、書留としては扱われず記録も補償も付きません。必ず郵便局の窓口かゆうゆう窓口へ持ち込んでください。コンビニでも取り扱っていません。
A. 問題ありません。宛名と差出人が読み取れる状態であれば受け付けてもらえます。四角をきれいに書く自信がなければ、窓口で専用のスタンプを押してもらうこともできます。
A. 必要ありません。市販の封筒で問題なく、規定のサイズと重さに収まっていればどんな封筒でも使えます。専用封筒が必要なのは現金書留だけです。
A. されます。普通郵便と違い、簡易書留は土日祝日も配達されます(元旦を除く)。締切が迫っている書類を送る際に役立ちます。
A. 窓口で受け取る受領証に記載されています。日本郵便の郵便追跡システムに番号を入力すると、配送状況を確認できます。受領証は補償を受ける際の証明にもなるため、必ず保管してください。
まとめ
今回は簡易書留の書き方と料金、出し方についてご紹介しました。要点をおさらいします。
- 「簡易書留」は封筒表面の左下に赤字で書き、四角で囲む
- 宛名や差出人は黒字。赤字にするのは「簡易書留」の文字だけ
- 料金は基本料金+350円。定形郵便なら合計460円
- ポストやコンビニからは出せず、郵便局の窓口へ持ち込む
- 窓口で差出票を記入し、受領証を必ず保管する
- 補償は5万円まで。それ以上なら一般書留を選ぶ
ビジネス文書や願書など、大切な書類を確実に届けたいときに頼りになる簡易書留。書き方と出し方さえ押さえておけば、初めてでも迷うことはありません。
郵便の発送やゆうちょ銀行の手続きについては、こちらもご覧ください。
・ゆうゆう窓口とは?できること8つ・できないこと7つと営業時間
夜間や土日に簡易書留を出したいときの窓口をまとめています。
・ネコポスの箱が買える店8選|セブン・100均の値段とゆうパケットの違い
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・ゆうちょの引き出し限度額は50万円|2026年8月改定と変更方法
郵便局のATMを使う前に、限度額の最新ルールを確認しておきましょう。
※料金やサービス内容は変更される場合があります。差し出し前に日本郵便の公式サイトで最新情報をご確認ください。































