最終更新日:2026年10月1日
急にまとまったお金が必要になったとき、ATMで下ろせる金額に上限があることをご存じでしょうか。いざ窓口が閉まった後に「足りない」と気づいても手遅れです。
結論から言うと、ゆうちょ銀行のATM引き出し限度額は、特に届け出がなければ1日あたり50万円。そして2026年8月17日から上限額のルールが変わり、1日の上限は最大50万円になりました。
これから口座を作る方や、限度額を引き上げようと考えている方は改定前のやり方が通用しなくなっているため、必ず確認しておいてください。
こちらの記事では、
- ゆうちょの引き出し限度額は1日50万円
- 2026年8月17日から上限50万円に変更
- 上限額の変更方法と必要な持ち物
についてご紹介します。
・ATMの引き出し限度額は初期設定で1日50万円
・ファミリーマート等のゆうちょ小型ATMの「20万円」は1回あたりの上限。1日50万円以内なら複数回おろせます
・2026年8月17日から、上限額は最大50万円までに変更されました
・改定日より前に設定済みの金額は自動で下がることはありません
・引き上げは窓口のみ。引き下げはATM・ゆうちょダイレクト・通帳アプリでも可能
・これからATMで50万円超を下ろすにはゆうちょ通帳アプリのATM生体認証が必要です
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ゆうちょの引き出し限度額は1日50万円

ゆうちょ銀行では、特に届け出をしていない場合、ATMで1日に引き出せる限度額は50万円に設定されています。これは口座開設時の初期設定で、手続きをしない限りこの金額のままです。
ATMの種類別・引き出せる金額の目安
ここで混同されやすいのが、「1日の上限」と「1回の上限」は別物だという点です。
| ATMの種類 | 1日の上限 | 1回の上限 |
|---|---|---|
| ゆうちょ銀行・郵便局のATM | 50万円 (初期設定) |
100万999円 (紙幣は計100枚まで) |
| コンビニATM (セブン銀行・ローソン銀行・イーネット) |
50万円 (初期設定) |
ゆうちょ銀行の 公式サイトに記載なし |
| ファミリーマート等の ゆうちょ小型ATM |
50万円 (初期設定) |
20万円 (1万円札・千円札は各20枚まで) |
ゆうちょATMは1回で100万999円まで引き出せますが、1日の上限が50万円であれば、その日に引き出せるのは合計50万円までです。
コンビニATMの「20万円」は1日の上限ではありません
「コンビニATMだと20万円しか下ろせない」と思われがちですが、これは誤解です。
ゆうちょ銀行の案内によると、ファミリーマート等に設置しているゆうちょの小型ATMでは、国内発行のカードによる引き出し額は1回あたり20万円までとされています。つまりこれは「1回の取引」に対する制限であり、1日の上限が減るわけではありません。
そのため1日50万円の設定であれば、小型ATMでも20万円を複数回に分けて引き出せます。なお、セブン銀行・ローソン銀行・イーネットのATMで1回にいくらまで引き出せるかは、ゆうちょ銀行の公式サイトには記載がありません。
限度額に含まれる取引は6つ
「引き出していないのに上限に達した」というケースもあります。現金の引き出し以外にも、限度額に加算される取引があるためです。
・通常貯金の払戻し(提携金融機関のATM利用時の手数料を除く)
・ゆうちょ銀行あての送金(送金手数料を除く)
・他の金融機関あての振込(振込手数料を除く)
・払込書による払込み(払込人が負担する払込料金を含む)
・税金・各種料金の払込み(ペイジーサービス)
・デビットカードでの代金の支払い
裏を返せば、ゆうちょダイレクトを使った送金や払い込みは、ATMの1日の限度額には影響しません。郵便局やゆうちょ銀行の窓口で行う送金・払い込みや、ゆうちょ通帳アプリでの取引も同様です。
高額な送金をする予定がある方は、ゆうちょダイレクトに登録しておくとATMの限度額とは別枠で手続きできます。ただし、ゆうちょダイレクトには口座ごとに0〜1,000万円の範囲で設定する1日の送金限度額があります。
限度額がリセットされるタイミング
1日の引き出し限度額は、日付が変わるとリセットされます。
ただし注意したいのは、リセットされてもATMが稼働していなければ引き出せないという点です。ゆうちょATMの稼働時間は設置場所によって異なり、最長でも郵便局などのATMは7:00〜23:00(日曜日・休日は21:00まで)、ファミリーマート等の小型ATMは0:05〜23:55です。深夜にまとまった現金が必要な場合は、事前に最寄りATMの稼働時間を確認しておきましょう。
2026年8月17日から上限50万円に変更

ここが今回いちばん重要な変更点です。
ゆうちょ銀行は、ATMで貯金が不正に払い出される特殊詐欺等の犯罪が増加していることを踏まえ、2026年8月17日(月)から、個人のお客さま(個人事業主を含む)の1日あたりのATM引き出し上限額を最大50万円までに変更しました(2026年6月17日発表)。ゆうちょ通帳アプリによるATM生体認証を除き、50万円を超える設定はできません。
出典:ゆうちょ銀行「1日あたりのATMでの引き出し上限額の変更について」
対象になる人・ならない人
全員の設定額がいきなり下がるわけではありません。影響を受けるのは、2026年8月17日以降に口座を開設した方と、これから50万円超への引き上げを希望する方です。
| 対象 | どうなる? | |
|---|---|---|
| 2026年8月17日以降に 口座を開設した人 |
〇 | 上限は最大50万円まで |
| 50万円超への 引き上げを希望する人 |
〇 | 引き上げできない (ATM生体認証の取引を除く) |
| 改定日より前に 設定を済ませている人 |
× | 自動では変更されず 設定額のまま使える |
すでに100万円や200万円で設定している方は、その金額のまま引き続き利用できます。ゆうちょ銀行も、2026年8月17日以前に設定した上限額が自動で変更されることはないと案内しています。
2026年8月17日以降、一度50万円以下に引き下げてしまうと、50万円超へ再度引き上げることはできません。
現在50万円超で設定している方は、防犯目的で引き下げる前に「本当に下げてよいか」を慎重に判断してください。引き下げは一方通行の手続きになります。
ATMで50万円超を引き出す方法
では改定後、まとまった現金が必要になったらどうすればよいのでしょうか。
1日50万円を超える引き出しを希望する場合は、「ゆうちょ通帳アプリ」によるATM生体認証(アプリ認証サービス)を利用します。これにより、一定期間(約15分間)だけ50万円を超える引き出しが可能になります。
つまり今後は「アプリを入れておくかどうか」が、高額を下ろせるかの分かれ道になります。高額の出金が想定される方は、早めにアプリの準備を済ませておくと安心です。ATM生体認証を使うには、アプリでの利用申込と書類による本人確認(eKYC)を済ませたうえで、アプリで「取引開始」を押してから15分以内に、ICキャッシュカードでATMを操作する必要があります。
なお、窓口での引き出しはATMの限度額とは別枠です。急ぎでなければ、窓口で手続きするのが確実な方法として残ります。窓口での払い戻しには、払戻請求書のほか、通帳で払い戻す場合は通帳・お届け印・本人確認書類、キャッシュカードで払い戻す場合はカード・本人確認書類が必要です。50万円以上を払い戻す場合は、来店した方の本人確認書類の提示が必ず求められます(50万円未満でも求められる場合があります)。
上限額の変更方法と必要な持ち物

引き上げは窓口のみ・引き下げは4つの方法
手続きの窓口は、引き上げか引き下げかで大きく異なります。
| 手続き方法 | 引き上げ | 引き下げ |
|---|---|---|
| ゆうちょ銀行・郵便局の貯金窓口 | 〇 | 〇 |
| ゆうちょATM | × | 〇 |
| ゆうちょダイレクト | × | 〇 |
| ゆうちょ通帳アプリ | × | 〇 |
引き上げができるのは窓口だけです。ATMやアプリからは引き下げしかできないため、限度額を上げたい場合は平日の日中に時間を作る必要があります。
窓口へ持っていくもの
引き上げ手続きに必要なのは次のものです。
・通帳またはキャッシュカード
・本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード等)
・お届け印
※キャッシュカードを提示して暗証番号を入力する場合は、お届け印は不要です
窓口では「ATMの引き出し上限額を変更したい」と伝えればスムーズです。
現在の設定額を確認する方法
「そもそも今いくらに設定されているのか分からない」という場合は、次の方法で確認できます。
| 方法 | 操作手順 |
|---|---|
| ATM | 「その他お取り引き」→「上限額変更」 |
| ゆうちょダイレクト | 「メニュー」→「ご登録内容確認・変更」→「ATM利用上限額」 |
| ゆうちょ通帳アプリ | 「メニュー」→「ATM生体認証」→「ATM利用上限額引下げ」 |
| 窓口 | 必要書類を持参して申し出る |
設定できる金額の範囲
上限額は、取引に使うカードの種類によって設定できる範囲が変わります。個人(個人事業主を含む)の場合は次のとおりで、窓口では1万円単位で変更できます。
| 取引の種類 | 設定範囲 |
|---|---|
| [a] 磁気ストライプ(通帳・カード)による取引 | 0〜50万円 |
| [b] ICキャッシュカードによる取引 (ATM生体認証を行わない場合) |
0〜50万円 |
| [c] ICキャッシュカード+ゆうちょ通帳アプリによる ATM生体認証の取引 |
0〜500万円 |
| 引き出し上限回数 | 0〜999回 |
※[a]≦[b]≦[c]となるように設定します。出典:ゆうちょ銀行「ATMの引き出し制限等について」
2026年8月17日の改定で、[a][b]の上限は200万円から50万円に下がりました。改定日より前に50万円超で設定を済ませている方は、その金額のまま利用できます。なお、法人・人格なき社団の口座は、現在も[a][b]とも0〜200万円です。
ゆうちょの引き出し限度額に関するよくある質問
A. 特に届け出がない場合、ATMでの引き出し限度額は1日あたり50万円です。口座開設時の初期設定のままであれば、この金額になります。
A. いいえ。20万円は、ファミリーマート等に設置されているゆうちょの小型ATMでの1回あたりの上限です。1日の設定が50万円であれば、20万円を複数回に分けて引き出せます。セブン銀行・ローソン銀行・イーネットのATMでの1回あたりの上限は、ゆうちょ銀行の公式サイトには記載がありません。
A. 個人の1日あたりのATM引き出し上限額が、最大50万円までに変更されました(ゆうちょ通帳アプリによるATM生体認証の取引を除く)。対象は同日以降に口座開設した方と、50万円超への引き上げを希望する方です。それ以前に設定済みの金額が自動で下がることはありません。
A. ゆうちょ通帳アプリによるATM生体認証(アプリ認証サービス)を利用すると、一定期間(約15分間)だけ50万円を超える引き出しが可能です。改定日より前に50万円超で設定済みの方は、その金額まで引き出せます。また窓口での引き出しはATMの限度額とは別枠となります。
A. 2026年8月17日以降に50万円以下へ引き下げた場合、50万円超へ再度引き上げることはできません。引き下げは慎重に判断してください。
A. 日付が変わるとリセットされます。ただしATMが稼働していない時間帯は引き出せないため、深夜に必要な場合は最寄りATMの稼働時間を確認しておきましょう。
A. ATMの1日の引き出し上限には含まれません。窓口での送金・払い込みや、ゆうちょ通帳アプリでの取引も同様です。高額な送金を予定している場合は、ゆうちょダイレクトの利用が便利です。ただし、ゆうちょダイレクトにも口座ごとに設定する1日の送金限度額(0〜1,000万円)があります。
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明細が見られるのは2か月まで。プラスなら20年に伸びますが、通帳に戻すと1,100円かかります。
支店名は記号の2〜3桁目+8の漢数字。〇五八店に住所はなく、国税還付金や公的年金は記号番号。
手数料は無料。持ち物は通帳1冊だけで、名義人以外でも繰り越せます。ATMならデザインは選べません。
ATMは1日50万円まで。2026年8月17日から上限が変わり、一度下げると戻せません。
「3回でロック」は公式に見当たらない。2回間違えたら3回目は試さず、アプリで再登録を。通帳は窓口。
小銭の預け入れは窓口100枚まで無料、ATMは1枚でも110円。郵便局の両替は持ち帰り50枚まで無料
紛失センターに連絡後、アプリか窓口で申込。1,100円・約2週間で簡易書留。即日発行はできません
紛失センターに連絡後、アプリか窓口で申込。1冊1,100円・最大2週間で郵送。カードと同時でも別送
アプリは16歳以上・通帳なし。窓口は印鑑と顔写真付き書類で原則即日、受付は原則平日。1人1口座
解約は貯金窓口のみでアプリ不可・手数料なし。印鑑や通帳がなくても解約でき、家族が代わるなら委任状
名義人がすべて自筆で書くのが条件で代筆は不可。電話確認もあり、50万円以上の払戻しは原則必要
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24時間営業は2020年に終了。日曜・祝日は15時までに閉まる局も多く、貯金・保険の手続きは不可。
普通郵便は配達時刻の決まりなし・土日祝は配達なし。午前中は8〜12時。来ないときの確認順も
違いは料金・厚さ・届け方・集荷の4点。どちらも補償なしで現金は送れません。出し方も解説
ゆうパックは170cm・25kg以内。郵便局・ローソン・集荷で送れる。持込120円引き、スマホ割180円引き
セブンで買えますが全店舗ではありません。100均なら1枚55円、通販ならさらに安く。
定形外は規格内140円〜・規格外260円〜。追跡・補償なし、土日祝の配達なし。ゆうパケットとの使い分けも
速達は封筒右上に赤線を引けばポスト投函OK。250gまで+300円。書留併用は窓口のみ
切手は210円分だけでは足りず、ポストからも出せません。土日・休日に届けたいときの3つの方法も解説。
封筒の左下に赤字で「簡易書留」。料金は定形460円で、ポストやコンビニからは出せず窓口のみです。
現金書留は窓口のみ・封筒21円・1万円まで590円・上限50万円。商品券や外貨は送れません
ゆうパケットは2026年10月から一律360円、着払いは394円。受取拒否なら差出人が運賃を負担。
締切当日でも間に合う時間:ポストは最終取集まで、窓口は営業時間内。読み方は「けしいんゆうこう」。
日本郵便の公式マップならアプリなしで現在地から探せる。夜は回収の残るポストが遠くにしか出ないことも
2027年用は受付が12月20日から、元日に届く目安は27日に変更。15日・25日の古い情報に注意
胡蝶蘭のはがきは2024年に販売終了。今は85円の鳩のはがきで、12月上旬までに届くように出す
年賀はがきは使わず85円の通常はがきで。2027年は1月8日〜2月3日、関西などあては16日から
85・110・140円は常備の決まり。PayPayやクレジットカードは使えず、ローソンは現金のみ。
まとめ
今回はゆうちょ銀行の引き出し限度額と、2026年8月の制度変更についてご紹介しました。要点をおさらいします。
- ATMの引き出し限度額は初期設定で1日50万円
- ファミリーマート等のゆうちょ小型ATMの20万円は1回あたりの上限で、複数回に分ければ引き出せる
- 2026年8月17日から、上限額は最大50万円までに変更された
- 改定日より前に設定した金額は自動では変わらない
- 一度50万円以下に下げると、再度引き上げることはできない
- 引き上げは窓口のみ。引き下げはATM・ダイレクト・アプリでも可能
- これからATMで50万円超を下ろすにはゆうちょ通帳アプリのATM生体認証が必要
急な入用で困らないよう、今のうちにご自身の設定額を確認しておきましょう。特にまとまった現金を扱う予定がある方は、改定後のルールを踏まえて早めに準備しておくと安心です。
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ゆうゆう窓口では貯金の手続きができないため、事前に確認しておきましょう。
・ゆうちょ銀行の暗証番号を3回間違えたら|回数は非公表・解除と翌日
ATMで暗証番号を間違えてしまったときの解除方法を解説しています。
・簡易書留の書き方|封筒の赤字は左下・料金460円〜と出し方
大切な書類を確実に届けたいときの書き方をまとめています。
※2026年10月1日時点の情報です。限度額や手続き方法は変更される場合があります。お手続き前にゆうちょ銀行の公式サイトで最新情報をご確認ください。











































