白いはがきの束と菊と桔梗の花・筆ペンのイラスト(喪中はがきをいつまでに出すかのイメージ)

最終更新日:2026年9月28日

喪中はがきは、11月中旬から12月上旬までに相手に届くように出すのが一般的です。送り始めの目安は年賀はがきの販売が始まる11月初旬(2026年は11月2日(月))で、2027年用の年賀状の受け付けが始まる12月20日(日)より前、遅くとも12月19日までには届けておくと安心です。

喪中はがきは、身内に不幸があったため新年のあいさつを控えることを、年賀状をやり取りしている相手に前もって伝えるあいさつ状です(正式には「年賀欠礼状」)。相手が年賀状を用意する前に届くことに意味があるため、12月に亡くなった場合など年内に間に合わないときは、年明けの松の内が明けてから寒中見舞いで知らせます。

はがきは郵便局で売っている85円の通常はがきを使うのが一般的で、切手を貼らずに出せます。以前の定番だった胡蝶蘭のデザインの通常はがきは2024年9月30日で販売が終わり、現在の通常はがきは「鳩」のデザインです。日程・料金・商品の情報は、日本郵便の発表資料・料金表・郵便局のプリントサービスの案内で2026年9月27日に確認したものです。

「早く出しすぎると失礼にあたるのか」「胡蝶蘭のはがきが見つからないけれど、普通のはがきで大丈夫なのか」と迷う方も多いのではないでしょうか。

こちらの記事では、

  • 喪中はがきを出す時期の目安(いつから・いつまで)と、2026年の具体的な日付
  • 喪中はがきの基本の構成と文例、年齢・続柄の書き方
  • 喪中はがきに使うはがき・切手の選び方と、郵便局で用意する方法
  • 喪中はがきを出す相手の範囲と、喪中はがきを受け取ったときの対応

 
についてご紹介します。

先に結論だけ知りたい方へ

・喪中はがきは11月中旬〜12月上旬に相手に届くように出すのが一般的
・送り始めの目安は年賀はがきが発売される11月初旬(2026年は11月2日(月))
・2027年用の年賀状の受け付けは12月20日(日)から。遅くとも12月19日までに届くように出す
・12月に亡くなったときや間に合わないときは、年明けに寒中見舞い(2027年は1月8日(金)〜2月3日(水)が目安)
・はがきは85円の通常はがき(鳩)で出せる。胡蝶蘭のはがきは2024年9月30日で販売終了
・私製はがきには弔事用85円普通切手(菊)。63円の古いはがきは22円分の切手を足す
・喪中で使わなくなった2027年用の年賀はがきは、2027年1月15日まで無料で通常はがきや切手に交換できる

喪中はがきはいつまでに出す?11月中旬〜12月上旬に届くように

日本郵便の「郵便局のプリントサービス」は、急なお悔やみの場合を除き、喪中はがきは11月中旬から12月初旬ごろに出すのが一般的と案内しています。葬祭業者の全国団体である全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)も、相手が年賀状を準備する前の12月上旬ごろに出すものとしています。2026年の暦に当てはめると、目安は次のとおりです。

時期の目安 2026年の日付 内容
送り始めの目安 11月2日(月)〜 2027年用の年賀はがきの販売開始。このころから送り始めるのが目安
相手に届く目安 11月中旬〜12月上旬 相手が年賀状の準備を始める前に届くように出す
遅くとも届けたい日 12月19日(土)まで 2027年用の年賀状の受け付けが翌日から始まるため
年賀状の受け付け開始 12月20日(日) 元日に届ける年賀状の差し出しの目安は12月27日(日)まで
間に合わなかったとき 2027年1月8日(金)〜2月3日(水) 松の内が明けてから寒中見舞いで知らせる(松の内を1月15日までとする地域では16日から)

日本郵便のコラムは、2027年用の年賀状の受け付けが2026年12月20日から始まることを挙げ、遅くても12月19日までに届けることが大切としています。年賀状の受け付けや元日に届く日程は2027年用から変わっているので、詳しくは年賀状はいつまでに出すかの記事にまとめています。

送り始めはいつから?10月に出すのは早い?

日本郵便のコラムは、年賀はがきが毎年11月初旬に発売されることから、そのころを喪中はがきの送り始めの目安としています。2026年は11月2日(月)に2027年用の年賀はがきの販売が始まります。10月のうちに出す相手の整理や印刷の手配を済ませ、11月に入ってから投函すると、一般的な時期に合わせやすくなります。

準備にかかる時間も見込んでおく必要があります。郵便局のプリントサービスにインターネットで印刷を頼む場合、2026年11月11日(水)までの注文は印刷料金が15%割引になる(一部対象外の商品あり)ため、10月中から準備を始めても無駄にはなりません(料金と期限は後の章で紹介します)。

12月上旬までに届けたい理由|喪中はがきは訃報ではなく「年賀欠礼状」

喪中はがきの正式な名前は「年賀欠礼状」です。身内に不幸があったことを知らせるのが主な目的ではなく、「喪中のため新年のあいさつを控えます」と前もって伝えるためのあいさつ状とされています。そのため、相手が年賀状を書いたり印刷を頼んだりする前に届くことに意味があります。

日本郵便のコラムでも、年賀状の受け付けが始まる前に喪中であることを伝えておけば、喪中と知らずに年賀状を準備してしまうことを避けられると説明しています。そのため、12月上旬までに届くように出すのが一般的とされています。

12月に亡くなった・間に合わないときは年明けに寒中見舞い

12月に入ってから不幸があった場合は、相手がすでに年賀状を用意している可能性が高いため、年明けの松の内(一般的には1月7日まで、関西など一部の地域では1月15日まで)が明けてから寒中見舞いで知らせるのが一般的です。準備が間に合わなかった場合や、喪中と知らない相手から年賀状が届いた場合も同じく寒中見舞いで返します。

寒中見舞いは立春の前日までに出すあいさつ状です。2027年の立春は2月4日(木)なので(国立天文台の暦要項)、2027年1月8日(金)から2月3日(水)までが目安です。立春を過ぎた場合は余寒見舞いとして出します。

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喪中はがきの書き方|基本の構成と文例

喪中はがきの書き方に厳密な決まりはありませんが、一般的には次の順に書きます。宗教・宗派や地域によって考え方が違うこともあるため、表は目安として使ってください。

順 書くこと 書き方の例
1 喪中であいさつを控えること 喪中につき年末年始のご挨拶をご遠慮申し上げます
2 誰がいつ亡くなったか 本年六月に母 〇〇が八十八歳で永眠いたしました(続柄・名前・亡くなった月・年齢)
3 生前のお礼 生前に賜りましたご厚情に深く御礼申し上げます
4 結びのあいさつ 皆様が健やかに新年をお迎えになりますようお祈り申し上げます
5 日付・差出人 令和八年十一月(出す年月)と、差出人の住所・氏名

故人の名前は、相手にわかるようにフルネームで書くのが原則とされています。亡くなった原因は通常書きません。1年のうちに2人以上が亡くなった場合は、1枚のはがきにまとめて書いてかまいません。

喪中はがきの文例|一般的な形と家族葬の場合

一般的な喪中はがきの文例です。〇〇の部分を置き換えて使えます。

文例1 一般的な喪中はがき

喪中につき年末年始のご挨拶を謹んでご遠慮申し上げます
本年六月に母 〇〇が八十八歳にて永眠いたしました
ここに生前のご厚誼に深く御礼申し上げますとともに
皆様にはよき年をお迎えくださいますようお祈り申し上げます
令和八年十一月

家族葬などで葬儀を身内だけで済ませ、喪中はがきで初めて亡くなったことを伝える相手もいます。日本郵便のコラムは、この場合は決まった文例をそのまま送るのではなく、知らせなかった理由を書き添えることが大切としています。

文例2 家族葬で済ませた場合

喪中につき新年のご挨拶を失礼させていただきます
本年九月に父 〇〇が七十九歳で永眠いたしました
葬儀は故人の遺志により近親者のみで執り行いました
ご通知が遅くなりましたことを深くお詫び申し上げます
生前に賜りましたご厚情に心より感謝申し上げます
令和八年十一月

書くときの決まりごと|句読点・「年賀」・近況報告

喪中はがきは昔ながらの書状の書き方に合わせるのが原則とされ、次のような約束事があります。

約束事 内容
句読点を使わない 「、」「。」を入れず、区切りは改行や空白で表す
頭語・時候のあいさつは不要 「拝啓」「敬具」や「〇〇の候」は入れない
「年賀」という言葉を使わない お祝いの意味があるため「年始」「新年」「年頭」と言い換える
近況報告を書かない 結婚・出産・転居などの知らせは、寒中見舞いなど別の便りで伝える
身内に「逝去」を使わない 「逝去」は敬語のため、自分の家族には「永眠」「他界」などを使う
縦書きの数字は漢数字 郵便番号は算用数字でよい(文面の最後に差出人の住所を入れる場合も同じ)
行頭を一字下げない 縦書きの文面でも一字下げはしない

年齢は満年齢と数え年のどちら?続柄の書き方

年齢は、数え年で書く形と満年齢で書く形があります。郵便局のプリントサービスは、現在はどちらも一般的に使われていて、地域や宗派によっても異なると案内しています。家族の中で書き方をそろえておけば迷いません。

続柄は、差出人から見た続柄で書きます。夫婦連名や家族で出す場合は、世帯主(筆頭者)から見た続柄にするのが一般的です。迷いやすい例は次のとおりです。

亡くなった方(差出人が夫の場合) 書き方の例
夫の父・母 父・母
妻の父 岳父、または「妻 〇〇の父」
妻の母 岳母・丈母、または「妻 〇〇の母」
父母の兄・姉 伯父・伯母
父母の弟・妹 叔父・叔母

配偶者の親を「義父」「義母」と書くことは避ける傾向がありますが、郵便局のプリントサービスは、現在は厳密なルールはなく「〇〇の父」「父」などと書く方も多いとしています。

日付・差出人・薄墨はどうする?

日付は、喪中はがきを出す年月(例:令和八年十一月)を書きます。差出人の住所と氏名は、宛名面の左下か、文面の最後のどちらに入れてもかまいません。差出人は世帯主の個人名でも夫婦連名でもよいとされています。

文面を薄墨で書く必要は必ずしもありません。日本郵便のコラムは、喪中はがきは濃い墨で書いてもマナー違反にはならないとしています。一方、宛名は郵便番号を機械で読み取るため、黒で濃く書くよう案内しています。宛名を印刷しても問題はありません。

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喪中はがきに使うはがきと切手|郵便局で買えるもの・料金

喪中はがきには、郵便局で通年販売している「通常はがき」が使われるのが一般的です。料金は1枚85円で、切手を貼らずにそのまま出せます。主な用意のしかたは次のとおりです。

用意のしかた 郵便料金(1枚) 特徴
通常はがき(鳩) 85円(はがき代に含む) 郵便局で通年販売。切手は不要。コンビニで買える場合もある
通常はがき・インクジェット紙(小鳥) 85円(はがき代に含む) 通信面に特殊なコートがあり、色鮮やかに印刷できる
市販の私製はがき+切手 85円(切手代) はがき本体の代金が別にかかる。切手は弔事用85円普通切手が案内されている
郵便局のプリントサービス 85円(はがき代)+印刷料金 デザインを選んで印刷を頼める。はがきは通常はがき(鳩)

郵便局の窓口で通年売っているのは、あいさつ全般に使える無地の通常はがきです。郵便局のプリントサービスは、喪中用の絵柄が入ったはがきについては直接郵便局に問い合わせるよう案内しています。自分で文面を作る場合、日本郵便の年賀状特設サイト「郵便年賀.jp」には喪中テンプレートのページ(年賀状クイックサーチ)がありますが、2026年9月27日時点では2027年用サイトの公開準備中の表示で、公開は11月2日(月)の予定です。

胡蝶蘭のはがきは2024年9月30日で販売終了|今は鳩のデザイン

以前は、料額印面(料金を表す部分)に胡蝶蘭が描かれた通常はがきが喪中はがきの定番でした。日本郵便は、2024年10月1日の郵便料金の改定に合わせて2024年9月2日(月)に85円の新しい通常はがきを発行し、胡蝶蘭のはがきを含む63円の通常はがきは2024年9月30日(月)で販売を終了しました。85円の通常はがきは「鳩」(インクジェット紙は「小鳥」)のデザインで、胡蝶蘭のデザインはありません。

種類 63円(2024年9月30日で販売終了) 85円(現在)
通常はがき ヤマユリ/胡蝶蘭(緑) 鳩
通常はがき(インクジェット紙) ヤマザクラ/胡蝶蘭(青) 小鳥
弔事用の切手 弔事用63円普通切手(花文様) 弔事用85円普通切手(菊)

胡蝶蘭のはがきは新しく買えないため、今は鳩の通常はがきを使います。郵便局のプリントサービスでも、喪中はがきはすべて通常はがき(鳩)に印刷しています。手元に63円の胡蝶蘭のはがきが残っている場合は、はがきの料金85円との差額の22円分の切手を貼れば使えます。料金が足りないと差出人に戻ってくることがあるので、貼り忘れに注意してください。

喪中はがきの切手は「弔事用85円普通切手」

市販の私製はがきや、家庭のプリンターで印刷するはがき用紙で出す場合は、85円分の切手が必要です。日本郵便は「切手のマナー」のページで、喪中はがきの切手に弔事用85円普通切手を使うよう案内しています。2024年9月2日に発行された菊のデザインの切手です。このとき発行された弔事用の普通切手は85円だけで、110円はありません(慶事用は85円と110円の2種類)。

弔事用85円普通切手は、郵便局の窓口のほか、郵便局のネットショップ「切手・はがきストア」でも買えます。ネットショップでは1シート100枚(8,500円)単位の販売です。お届け先ごとの注文金額が5,000円以上なら送料がかからないため、1シート買えば送料は無料です。発行時の案内では一部の郵便局では取り寄せになる場合があるとされていたので、枚数が多いときは早めに窓口で確認すると安心です。

郵便局のプリントサービスで印刷を頼む場合の期限と割引

日本郵便の「郵便局のプリントサービス」では、喪中はがきの印刷をインターネットと郵便局の窓口(カタログ)で受け付けています。2026年のインターネット注文の主な条件は次のとおりです。

項目 内容
注文できる期間 2026年9月1日(火)〜12月27日(日)(出荷日の案内がある期間)
早期割引 11月11日(水)までの注文は印刷料金15%割引、11月12日(木)〜12月9日(水)は10%割引
会員割引 会員登録してログインして注文すると、販売期間中は印刷料金10%割引
はがき代 85円×枚数(各種割引の対象外)
宛名印刷 基本料金1,100円+1枚31円が別にかかる(会員登録と住所録の入力が必要)
印刷するはがき すべて通常はがき(鳩)。私製はがきやインクジェット紙のはがきには印刷できない

印刷料金はデザインと枚数で変わるため、デザインの詳細ページの見積もりで確認します。注文から出荷までの日数も時期によって変わり、宛名印刷を使うと長くなります。宛名印刷と一緒に投函代行(おうちポスト)を選ぶこともできます。割引の内容は変わることがあるため、注文の前に最新の条件を確認してください。

喪中で使わなくなった年賀はがきは無料で交換できる

すでに2027年用の年賀はがきを買っていた場合、近親者の不幸による服喪で使わなくなった分は、販売期間中(2026年11月2日(月)〜2027年1月15日(金))なら手数料無料で通常はがきや普通切手などに交換できます。交換した通常はがきや弔事用の切手は、そのまま喪中はがきに使えます。

項目 内容
交換の対象 お年玉付の年賀はがき(四面連刷・インクジェット紙・くぼみ入り・寄付金付を含む)、寄付金付お年玉付年賀切手
交換できるもの 通常はがき・往復はがき、普通切手(弔事用切手を含む)、郵便書簡、レターパック・スマートレターの封筒
交換で受け取れないもの 喪中の絵柄や挨拶文を印刷した喪中はがきなど印刷代を含む商品、年賀はがき、特殊切手
期間 その年賀はがきの販売開始日から販売期間の終了日まで(2027年用は2027年1月15日(金)まで)
場所 簡易郵便局を除く郵便局の窓口
手続き 服喪であることを伝え、備え付けの請求書に住所・氏名と亡くなった方との続柄などを書く

年賀状印刷やお手軽年賀など印刷代を含む年賀はがきは、印刷代を除いた料額分での交換になります。販売期間を過ぎた後や前年以前の年賀はがきは、1枚6円の手数料での交換です。交換の種類ごとの手数料は、年賀状はいつまでに出すかの記事の「書き損じ・余った・喪中の年賀はがきは交換できる」で紹介しています。

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喪中はがきは誰に出す?出す範囲と受け取ったときの対応

喪中はがきを出すかどうか、誰に出すかにも法律のような決まりはなく、家庭や地域の慣習、故人との関係によって判断します。ここでは一般的な考え方を紹介します。

喪中とする親族の範囲は二親等までが目安

一般的には、二親等以内の親族が亡くなった場合に喪中とし、喪中はがきを出します。ただし目安にすぎず、同居していたか、どれだけ親しかったかによって、三親等以上でも喪中とする場合や、二親等以内でも出さない場合があります。郵便局のプリントサービスも、最近は故人との間柄によって二親等以外の方が亡くなった場合にも出す方が多いとしています。

区分 主な親族
配偶者 夫・妻(親等はない)
一親等 父母、配偶者の父母、子ども、子どもの配偶者
二親等 祖父母、配偶者の祖父母、兄弟姉妹、兄弟姉妹の配偶者、配偶者の兄弟姉妹、孫、孫の配偶者
三親等(一般的な目安の外) おじ・おば、甥・姪、曾祖父母、ひ孫

喪中はがきを出す相手

喪中はがきを出す相手の一般的な考え方は次のとおりです。迷った場合は出しておくのが無難とされています。

相手 一般的な考え方
毎年年賀状をやり取りしている人 出す
葬儀に参列してくれた人 年賀状のやり取りがなくても出すのが礼儀とされる
故人が年賀状をやり取りしていた人 亡くなったことを知らない場合もあるため、故人の名前がわかる形で出す
親族 年賀状をやり取りしていれば出す。身内同士では省略することもある
仕事の関係者 会社として年賀状を出す相手には出さない。個人的な付き合いがあれば出す
今年から年賀状のやり取りを始める人 出す(何も出さないほうが失礼にあたるとされる)

喪中はがきを受け取ったら|年賀状は控え、寒中見舞いで

喪中はがきを受け取った相手には、年賀状は出さないのが一般的です。お悔やみや相手を気遣う気持ちを伝えたい場合は、松の内が明けてから寒中見舞いを出します。親しい間柄なら、年内に手紙や電話でお悔やみを伝えることもあります。自分も喪中の場合は、相手から先に喪中はがきが届いても、自分の喪中はがきを出せば問題ないとされています。

喪中はがきで初めて亡くなったことを知った場合、全葬連は、香典や花を送ってもかまわないとしています。香典を郵便で送るときは、現金を送れる現金書留を使います。入れ違いで年賀状を出してしまった場合は、すぐにおわびの手紙を送るか、年明けの寒中見舞いでおわびとお悔やみを伝えます。

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喪中はがきのよくある質問

Q1. 喪中はがきを10月に出すのは早すぎますか?

日本郵便のコラムは、年賀はがきの発売が始まる11月初旬を送り始めの目安としています。2026年は11月2日(月)です。相手が年賀状の準備を始める前に届けばよいので、10月中に準備を済ませ、11月に入ってから12月上旬までに届くように投函すると、一般的な時期に合わせられます。

Q2. 12月中旬に亡くなりました。今から喪中はがきを出しても間に合いますか?

12月に亡くなった場合は、相手がすでに年賀状を用意している可能性が高いため、年明けに寒中見舞いで知らせるのが一般的です。2027年は松の内が明ける1月8日(金)から立春の前日の2月3日(水)までが目安です(松の内を1月15日までとする地域では16日から)。喪中と知らずに届いた年賀状への返事も、寒中見舞いで出せます。

Q3. 85円の普通のはがき(鳩の絵柄)で喪中はがきを出してもいいですか?

出せます。現在の通常はがきは「鳩」と「小鳥」(インクジェット紙)のデザインだけで、胡蝶蘭のはがきは2024年9月30日で販売が終わっています。郵便局のプリントサービスも、喪中はがきはすべて通常はがき(鳩)に印刷しています。

Q4. 喪中はがきや弔事用の切手はコンビニで買えますか?

通常はがきは、コンビニで買える場合もあります(取り扱いは店舗によって違います)。弔事用85円普通切手は、郵便局の窓口か郵便局のネットショップで購入します。ネットショップは100枚1シート単位なので、少ない枚数なら窓口が便利です。

Q5. 買ってしまった年賀はがきを喪中はがきに使ってもいいですか?

喪中はがきには通常はがきを使うのが一般的です。服喪で使わなくなった2027年用の年賀はがきは、2027年1月15日(金)まで郵便局の窓口で無料で通常はがきなどに交換できるので、交換してから使うと費用もかかりません。なお、年賀はがきを年賀状の受け付け期間(2026年12月20日から)にポストに入れると、料額印面の下の「年賀」の文字を二重線などで消さない限り、年賀状として元日以降に届けられます。

Q6. 喪中はがきを出していない相手から年賀状が届いたら、どうすればいいですか?

松の内が明けてから寒中見舞いで、年賀状へのお礼と、喪中のため年始のあいさつを控えたことを伝えるのが一般的です。文面で年賀状に触れるときは、「賀」がお祝いの言葉にあたるため「年始状」「年始のご挨拶」と言い換えます。

Q7. 喪中はがきに手書きで一言添えてもいいですか?

日本郵便のコラムは、仕事などのあらたまった付き合いの相手にはあいさつ文だけにし、親しい友人や故人と縁の深い方には一言添えてもよいとしています。ただし、結婚や出産などのお祝い事の報告は書かず、寒中見舞いや手紙など別の機会に伝えます。

Q8. 喪中はがきは夫婦連名で出してもいいですか?

世帯主の個人名でも、夫婦連名でもかまわないとされています。連名にする場合、故人の続柄は世帯主(筆頭者)から見た続柄で書くのが一般的です。

まとめ

喪中はがきを出すときのポイント

・喪中はがきは11月中旬〜12月上旬に相手に届くように出すのが一般的
・送り始めは11月初旬(2026年は11月2日(月))が目安。遅くとも年賀状の受け付けが始まる12月20日(日)の前日までに届くように
・12月に亡くなったときや間に合わないときは、2027年1月8日(金)〜2月3日(水)を目安に寒中見舞いで知らせる(松の内を1月15日までとする地域では16日から)
・文面は「喪中のあいさつ→誰がいつ亡くなったか→お礼→結び→日付」の順。句読点と「年賀」は使わない
・はがきは85円の通常はがき(鳩)で出せる。胡蝶蘭のはがきは2024年9月30日で販売終了
・私製はがきには弔事用85円普通切手(菊)。63円の古いはがきは22円分の切手を足す
・喪中で使わなくなった2027年用の年賀はがきは、2027年1月15日まで無料で交換できる

喪中はがきは、身内を亡くした年の年末に慌ただしく準備することになりがちです。11月に入ったら出す相手を整理し、12月上旬までに届くように投函すると、相手が年賀状を用意する前に伝えられます。

出典:日本郵便「郵便料金の改定および新料額の普通切手の発行などについて」(2024年6月13日・別紙2・別紙3)「2027(令和9)年用年賀はがき等の発行概要」「通常はがき」「第二種郵便物 はがき」「切手のマナー」「近親者の不幸によりいらなくなった年賀はがきは交換できますか?」、郵便局のネットショップ「弔事用85円普通切手」、郵便局のプリントサービス「喪中はがき」「配送・納期」「料金・割引」およびよくあるご質問(年賀状・喪中はがきについて・はがきについて・郵便局窓口・他社 関連)、コラム(喪中はがきを出す適切な時期とは?・喪中はがきの範囲と時期・喪中になる親戚の範囲・続柄・喪中はがきは薄墨を使うのがマナー?・喪中に関するFAQ・喪中はがきが届いた際の基本的なマナーは?)、全日本葬祭業協同組合連合会「お葬式Q&A」、国立天文台「令和9年(2027)暦要項 二十四節気および雑節」。いずれも2026年9月27日確認。喪中はがきの時期や書き方は慣習によるもので、地域や宗教・宗派、家庭によって考え方が違うことがあります。料金や販売の状況は変わることがあるため、最新の情報は日本郵便の公式サイトでご確認ください。