最終更新日:2026年9月30日
寒中見舞いは、松の内が明けてから立春の前日までに相手に届くように出すのが一般的です。2027年は1月8日(金)から2月3日(水)までが目安で、松の内を1月15日までとする関西などの一部の地域あてなら16日(土)からです。立春の2月4日(木)からは、余寒見舞いとして出します。
寒中見舞いは、寒さの厳しい時期に相手の体調を気遣う季節のあいさつ状です。年賀状の返事が松の内に間に合わなかったとき、喪中で年賀状を出さなかったとき、喪中の相手に年始のあいさつをするとき、喪中はがきが間に合わなかったときの知らせなど、年賀状の代わりとしても使われます。
はがきは年賀はがきではなく、郵便局で通年販売している85円の通常はがき(鳩)か、市販の私製はがきに85円分の切手を貼って出します。寒中見舞いの案内の中には胡蝶蘭やヤマユリのはがきを挙げているものも残っていますが、これらの63円の通常はがきは2024年9月30日で販売が終わっています。日程・料金・商品の情報は、日本郵便と郵便局のプリントサービスの案内、国立天文台の暦要項で2026年9月27日〜30日に確認したものです。
「年賀状の返事を出しそびれてしまった」「喪中の相手にどんな言葉を書けばよいのか」と迷う方も多いのではないでしょうか。
こちらの記事では、
- 寒中見舞いを出す時期(いつから・いつまで)と、2027年の具体的な日付
- 寒中見舞いの基本の構成と、目的別・相手別の例文
- 相手が喪中のとき・自分が喪中のときの寒中見舞いの書き方と例文
- 寒中見舞いに使うはがき・切手と、郵便局で用意する方法
についてご紹介します。
・寒中見舞いは松の内が明けてから立春の前日までに届くように出す
・2027年は1月8日(金)〜2月3日(水)。松の内を1月15日までとする地域あては16日(土)から
・普通郵便は土日・休日に配達しないため、2月3日までに届けるなら1月29日(金)ごろまでに投函すると安心
・立春の2月4日(木)からは余寒見舞い(2月末ごろまでが目安)
・はがきは85円の通常はがき(鳩)か、私製はがき+85円切手。年賀はがきは使わない
・喪中の相手にも、自分が喪中のときにも出せる。お祝いの言葉は避け、「年賀状」は「年始状」と言い換える
・郵便局のプリントサービスの寒中見舞い印刷は、インターネット注文なら2027年1月29日(金)18時まで受け付け
寒中見舞いはいつからいつまで?2027年は1月8日(金)〜2月3日(水)
日本郵便の「郵便局のプリントサービス」は、寒中見舞いは松の内が明ける日から立春までの間に出すのが一般的と案内しています。同サービスのコラムでは、立春(例年2月4日ごろ)の前日までに届くように出すとしています。2027年の暦に当てはめると、日程は次のとおりです。
| 2027年の日付 | 暦・できごと | 寒中見舞いとの関係 |
|---|---|---|
| 1月5日(火) | 小寒(寒の入り) | 暦の上の「寒中」の始まり。ただし松の内の間は年賀状として返すのが一般的 |
| 1月7日(木) | 松の内の最終日(一般的な地域) | 年賀状の返事は、この日までに届けば年賀状として出せる |
| 1月8日(金) | 松の内明け | 寒中見舞いを出し始める目安 |
| 1月9日(土)〜11日(月) | 土日と成人の日の3連休 | 普通郵便の配達はない |
| 1月15日(金) | 松の内の最終日(関西など一部の地域) | 2027年用の年賀はがきの販売と、服喪による無料交換の最終日 |
| 1月16日(土) | 松の内明け(関西など一部の地域) | 松の内を15日までとする地域あての寒中見舞いの始まり |
| 1月20日(水) | 大寒 | 寒中の後半に入る |
| 1月29日(金) | 投函の目安(普通郵便) | 2月3日までに届けるための投函の目安 |
| 1月29日(金) | 郵便局のプリントサービス(インターネット)の寒中見舞い印刷の受付終了(18時) | 1月16日以降の注文は2営業日後の出荷になるため、この日の注文では2月3日までに届けるのは難しい。印刷を頼むなら早めに |
| 2月3日(水) | 節分(立春の前日) | 寒中見舞いが届く期限の目安 |
| 2月4日(木) | 立春(寒明け) | この日からは余寒見舞いとして出す |
| 2月下旬〜2月末 | - | 余寒見舞いを出す目安の終わり(寒い地域あては3月上旬〜中旬まで出すこともある) |
二十四節気の日付は国立天文台の「令和9年(2027)暦要項」、祝日は同じ暦要項の国民の祝日によるものです。
始まりは松の内明けの1月8日|関西などは16日から
松の内は、正月の松飾りを立てておく期間のことです。辞書では元日から7日まで、または15日までとされ、日本大百科全書は、普通は七日正月までをいうが京都や大阪では15日まで、と説明しています。日本郵便のコラムも、松の内を一般的には1月7日まで、関西などの一部の地域では1月15日までとしています。
そのため、寒中見舞いの始まりは相手の住む地域の考え方によって1月8日か16日になります。相手の地域の習わしがわからない場合は、16日以降に届くように出せば、どちらの考え方でも松の内を過ぎています。
また、郵便局のプリントサービスは、相手の手元に届くのが8日(または16日)以降であればよいため、7日(または15日)に早めに投函するのは問題ないとしています。普通郵便のお届け日数は差し出した日の翌々日以降が目安ですが、差し出す日時や宛先によってはそれより早く届く場合もあります。6日(水)に投函すると7日に届くこともあるため、7日(関西などは15日)以降に投函すれば、翌日に届いたとしても松の内は明けています。
「寒中」は1月5日の小寒から|松の内の間は年賀状で返す
言葉の上での「寒中」は、小寒(寒の入り)から立春の前日までの約30日間を指します。2027年の小寒は1月5日(火)なので、寒中は1月5日から2月3日までです。デジタル大辞泉も、寒中見舞いを、寒の入りから寒明けまでの約30日間にはがきなどを出して相手を見舞うことと説明しています。
ただし、1月5日から7日はまだ松の内で、この間に届くあいさつは年賀状として出すのが一般的です。日本郵便の案内でも寒中見舞いの始まりは松の内明けとされているため、実際には1月8日(関西などは16日)から出し始めると考えておけば迷いません。なお、葬祭業者の全国団体である全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)は、喪中などで年賀状を出せなかった場合の寒中見舞いを「1月8日以降から1月末日頃までに」送るものとしています。早めに出すなら1月末までに届くように出すと、終わりの目安はどの考え方にも収まります。
2月3日までに届くように出す|普通郵便は土日・休日に配達しない
寒中見舞いは「出す日」ではなく「相手に届く日」で考えるのが一般的です。普通郵便のはがきは、2021年10月から土曜日の配達が休止され、お届け日数も1日程度繰り下げられて、差し出した日の翌々日以降(宛先によって異なる)の配達になっています。日曜日・休日も、原則として配達していません(元日を除く)。
2027年は1月9日(土)から11日(月・成人の日)まで3日続けて普通郵便の配達がありません。締め切りの2月3日(水)に確実に届けるには、余裕を見て1月29日(金)ごろまでに投函しておくと安心です。宛先までの日数は、日本郵便の「お届け日数を調べる」で確認できます。ポストに入れる場合は、その日の最後の取集時刻を過ぎると翌日の取り集めになるため、近くのポストの取集時刻も確かめておきましょう。
立春を過ぎたら余寒見舞い|2月末ごろまでが目安
余寒とは、立春を過ぎてもなお残る寒さのことです。立春の2月4日(木)以降に出すあいさつ状は「余寒見舞い」になり、書き出しも「寒中お見舞い申し上げます」から「余寒お見舞い申し上げます」に変わります。
余寒見舞いを出す期間の終わりは、日本郵便の案内の中でも「2月下旬頃まで」「2月中」「2月末日」と幅があり、寒い地域あてでは3月上旬から中旬まで出されることもあるとされています。寒さを見舞うあいさつなので、暖かくなる前に届くように出すのが基本です。
| 項目 | 寒中見舞い | 余寒見舞い |
|---|---|---|
| 2027年の目安 | 1月8日(金)〜2月3日(水) | 2月4日(木)〜2月末ごろ |
| 書き出し | 寒中お見舞い申し上げます | 余寒お見舞い申し上げます |
| 言葉の意味 | 小寒から立春の前日までの「寒中」 | 立春を過ぎても残る寒さ「余寒」 |
| 郵便局のプリントサービスの受付(インターネット) | 2027年1月29日(金)18時まで | 2027年1月29日(金)〜2月26日(金)18時 |
寒中見舞いの書き方|基本の構成と例文
寒中見舞いの書き方に厳密な決まりはありませんが、日本郵便のコラムでは、次のような順に書くのが基本とされています。スペースや目的に合わせて、時候のあいさつや近況は省いてもかまいません。
| 順 | 書くこと | 書き方の例 |
|---|---|---|
| 1 | 見舞いのあいさつ | 寒中お見舞い申し上げます(ほかの文より大きめに書く) |
| 2 | 時候のあいさつ | 寒さが一段と身にしみる季節となりました(省略してもよい) |
| 3 | 相手の安否を尋ねる言葉 | 皆様お変わりなくお過ごしでしょうか |
| 4 | 自分の近況 | おかげさまで家族一同元気に過ごしております(省略してもよい) |
| 5 | 今後のお付き合いのお願い | 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます |
| 6 | 結びのあいさつ | 寒い日が続きますので どうぞご自愛ください |
| 7 | 日付 | 令和九年一月(書いた年月) |
書くときの決まりごと|「拝啓」は不要・句読点・お詫びの書き方
寒中見舞いには、次のような約束事があります。あいさつ状の慣習によるもので、相手との関係によって柔軟に考えてかまいません。
| 約束事 | 内容 |
|---|---|
| 頭語・結語は書かない | 「拝啓」「敬具」などは必要ない |
| 句読点は使わないのが伝統 | 区切りは空白や改行で表す。年賀状ほど厳密な決まりではないとされる |
| お詫びはさりげなく | 年賀状を出し忘れたことを強調せず、「ご挨拶が遅れまして申し訳ございません」などと添える |
| 喪中の相手には賀詞を使わない | 「おめでとうございます」「迎春」「年賀」などは避け、「年始のご挨拶」「年頭のご挨拶」と書く |
| 励ましすぎない | 励ます言葉が相手によっては負担になることもある |
| 写真は相手を選ぶ | 写真入りを禁じる決まりはないが、喪中の相手に家族写真や結婚式の写真などは避ける |
| 手書きで一言添える | 印刷したはがきでも、手書きの一言があると気持ちが伝わりやすい |
以下の例文は、〇〇の部分や言い回しを相手に合わせて置き換えて使えます。
例文1 季節のあいさつとして出す(親戚・知人へ)
年賀状のやり取りとは関係なく、寒さを見舞うあいさつとして出す場合の例文です。
寒中お見舞い申し上げます
寒さが一段と身にしみる季節となりましたが 皆様お変わりなくお過ごしでしょうか
おかげさまで家族一同 元気に過ごしております
春が待ち遠しい毎日ですが まだしばらくは寒い日が続くようです
どうぞお体を大切にお過ごしください
令和九年一月
例文2 年賀状の返事が遅れたとき
いただいた年賀状への返事が松の内に間に合わなかった場合は、お礼とさりげないお詫びを伝えます。
寒中お見舞い申し上げます
新年早々 温かいお便りをありがとうございました
ご挨拶が遅くなり 失礼いたしました
寒さの厳しい日が続いておりますが 皆様お元気でいらっしゃいますか
本年もお付き合いのほど よろしくお願いいたします
令和九年一月
例文3 友人へ出す堅苦しくない寒中見舞い
親しい友人には、見舞いのあいさつだけ整えて、あとは普段の言葉で書いてもかまいません。
寒中お見舞い申し上げます
年賀状ありがとう 返事が遅くなってごめんなさい
こちらはみんな元気にしています
寒い日が続いているけれど 体調を崩していませんか
暖かくなったら またゆっくり会いましょう
例文4 寒中見舞いで年賀状じまいを伝える
年賀状のやり取りをやめる「年賀状じまい」を、届いた年賀状への返事として寒中見舞いで伝える方法もあります。日本郵便のコラムは、年賀状へのお礼、年始のあいさつができなかったお詫び、今後の年賀状を辞退することを丁寧に伝えるとしています。なお、相手が年賀状を準備する前の11月から12月上旬に届くようにあいさつ状で伝えるのが最も丁寧とされています。
寒中お見舞い申し上げます
新年のお便りをいただき 本当にありがとうございました
実はこの冬から 年賀状でのご挨拶を失礼することにいたしました
前もってお伝えできず 申し訳なく存じます
これからは電話やメールで近況をお知らせし合えれば嬉しく存じます
春までもうしばらく 暖かくしてお過ごしください
令和九年一月
喪中の寒中見舞い|相手が喪中・自分が喪中のときの例文
寒中見舞いは季節のあいさつ状なので、相手が喪中のときにも、自分が喪中のときにも出せます。喪中の年は年賀状を控えるため、年始のあいさつや年賀状へのお礼は寒中見舞いで伝えるのが一般的です。喪中にかかわる寒中見舞いは、主に次の4つの場面で出します。
| 場面 | 出す相手 | 主に書くこと |
|---|---|---|
| 喪中はがきが届いた | 喪中の相手 | 喪中の知らせへのお礼、お悔やみ、相手を気遣う言葉 |
| 喪中と知らずに年賀状を出した | 喪中の相手 | 年賀状を出したことのお詫びとお悔やみ |
| 自分が喪中で、年賀状が届いた | 年賀状をくれた相手 | 年賀状へのお礼と、喪中のため年始のあいさつを控えたこと |
| 喪中はがきを出せなかった | 年賀状をやり取りしている相手 | 誰がいつ亡くなったかと、知らせが遅れたことのお詫び |
どの場面でも、「おめでとう」などのお祝いの言葉は使いません。自分が喪中のときにいただいた年賀状に触れる場合は、「賀」がお祝いの言葉にあたるため「年始状」「年始のご挨拶」と言い換えるのが一般的です。また、日本郵便のコラムは、喪中の寒中見舞いでは不幸が重なることを連想させる「ますます」「くれぐれも」などの重ね言葉も控えるよう案内しています。
喪中はがきが届いた相手への例文
喪中はがきを受け取った相手には年賀状を出さず、松の内が明けてから寒中見舞いでお悔やみと気遣いを伝えるのが一般的です。
寒中お見舞い申し上げます
喪中のお知らせをいただき 新年のご挨拶は控えさせていただきました
お心遣いに 深く感謝申し上げます
〇〇様のいらっしゃらない冬を 皆様どのようにお過ごしかと案じております
寒さでお体を崩されませんよう 心からお祈りしております
令和九年一月
喪中と知らずに年賀状を出してしまったときの例文
相手が喪中と知らずに年賀状を出してしまった場合、日本郵便のコラムは、すぐにはがきや電話などでお詫びを伝え、松の内に間に合わない場合は寒中見舞いにお悔やみとお詫びを書くとよいとしています。
寒中お見舞い申し上げます
〇〇様のご不幸を存じ上げないまま 新年のお便りをお送りしてしまい 申し訳ございませんでした
心からお悔やみを申し上げます
厳しい寒さの折から ご家族の皆様もお体を大切になさってください
令和九年一月
自分が喪中で年賀状をいただいたときの例文
自分が喪中の年に、喪中と知らない相手から年賀状が届いた場合は、寒中見舞いでお礼と喪中であったことを伝えます。相手に気を遣わせないよう、簡潔にまとめるのが一般的です。
寒中お見舞い申し上げます
温かな年始状をお送りくださり 心よりお礼申し上げます
昨年〇月に父 〇〇が他界し 新年のご挨拶を差し控えておりました
前もってお知らせできず 申し訳ございません
これからも変わらずお付き合いいただければ幸いです
令和九年一月
喪中はがきが間に合わなかったとき(12月に亡くなった場合など)の例文
喪中はがきは11月中旬から12月上旬に届くように出すのが一般的です。12月に亡くなった場合など年内に間に合わなかったときは、松の内が明けてから寒中見舞いで知らせます(喪中はがきの時期は喪中はがきはいつまでに出すかの記事にまとめています)。
寒中お見舞い申し上げます
昨年十二月 母 〇〇が八十五歳の生涯を閉じました
喪に服しておりますため 新年のご挨拶は差し控えております
年の瀬のことで お知らせが年明けになりましたことをお詫びいたします
母が生前お世話になりましたことに 深く感謝しております
寒さの厳しい時期ですので 皆様どうかお体を大切になさってください
令和九年一月
喪中の寒中見舞いのはがき・切手・絵柄
喪中にかかわる寒中見舞いでも、はがきは年賀はがきを避け、通常はがきか私製はがきを使います。日本郵便のコラムは、切手については弔事用の切手を使う必要はなく、普通切手を選ぶのが一般的としています。弔事用の切手は相手に不幸を思い出させる可能性があるためで、お祝いを連想させる華やかな記念切手も避けたほうがよいとされています。
絵柄は、喪中の知らせを兼ねる場合は控えめなデザイン、喪中はがきへの返事には少しでも気持ちが温かくなるような春らしいデザインが勧められています。椿・梅・水仙・雪など、冬から早春の落ち着いた絵柄がよく使われます。
寒中見舞いのはがきと切手|郵便局で用意できるもの・料金
日本郵便の案内では、寒中見舞い・余寒見舞いには年賀はがきではなく、通常はがきか私製はがきを使うのがマナーとされています。はがきの料金は全国一律で1通85円です。主な用意のしかたは次のとおりです。
| 用意のしかた | 郵便料金(1枚) | 特徴 |
|---|---|---|
| 通常はがき(鳩) | 85円(はがき代に含む) | 郵便局で通年販売。切手を貼らずにそのまま出せる。コンビニで買える場合もある |
| 通常はがき・インクジェット紙(小鳥) | 85円(はがき代に含む) | 通信面に特殊なコートがあり、インクジェットプリンターで色鮮やかに印刷できる |
| 市販の私製はがき+切手 | 85円(切手代) | 冬の絵柄のはがきを選べる。はがき本体の代金が別にかかる |
| 郵便局のプリントサービス | 85円(はがき代)+印刷料金 | 寒中見舞いのデザインを選んで印刷を頼める。はがきは通常はがき(鳩) |
寒中見舞い用のはがきは郵便局で売っている?
郵便局で常時販売している通常はがきは、料額印面に折り紙の「鳩」をデザインした通常はがき(85円)と、「小鳥」をデザインしたインクジェット紙(85円)です。どちらも通信面に絵柄のない無地のはがきで、寒中見舞いにそのまま使えます。冬の絵柄が入ったはがきを使いたい場合は、郵便局のプリントサービスで印刷を頼むか、市販の私製はがきに切手を貼ります。郵便局のプリントサービスは、喪中用などの絵柄入りのはがきについては直接郵便局に問い合わせるよう案内しています。
料額印面(料金を表す部分)に胡蝶蘭やヤマユリが描かれた63円の通常はがきは、以前は寒中見舞いに使えるはがきとして案内されていました。郵便局のプリントサービスの寒中見舞いのページやコラムには、2026年9月30日時点でもこれらのはがきを挙げた記述が残っていますが、日本郵便は2024年10月1日の郵便料金の改定に合わせて85円の新しい通常はがきを発行し、胡蝶蘭・ヤマユリ・ヤマザクラの通常はがきは2024年9月30日(月)で販売を終了しています。手元に63円のはがきが残っている場合は、85円との差額の22円分の切手を貼れば使えます。
年賀はがきは寒中見舞いに使わない|余ったら交換できる
年賀はがきは新年を祝うためのはがきなので、寒中見舞いや余寒見舞いには使わないのが一般的です。日本郵便のコラムも、余ったからといって余寒見舞いに年賀はがきを使うのは失礼にあたるとしています。
余った年賀はがきは、郵便局の窓口で通常はがきや普通切手に交換できます(冬のグリーティング切手などの特殊切手には交換できません)。交換の手数料は、はがき・切手あわせて99枚までなら1枚6円です。近親者の不幸による服喪で使わなくなった年賀はがきは、その年賀はがきの販売期間中(2027年用は2027年1月15日(金)まで)なら手数料無料で交換できます。交換の種類ごとの手数料は、年賀状はいつまでに出すかの記事の「書き損じ・余った・喪中の年賀はがきは交換できる」で紹介しています。
寒中見舞いの切手は85円|冬のグリーティング切手は2026年11月18日発行
私製はがきで出す場合は、85円分の切手を貼ります。日本郵便は2026年9月16日、季節のあいさつに使えるグリーティング切手「冬のグリーティング」を2026年11月18日(水)に発行すると発表しました。概要は次のとおりです。
| 項目 | 85円郵便切手(シール式) | 110円郵便切手(シール式) |
|---|---|---|
| 発行日 | 2026年11月18日(水) | 2026年11月18日(水) |
| テーマ | 冬のきらめき | 冬のぬくもり |
| 図柄(5種類) | オーロラ、雪の結晶、流れ星、冬の朝、星と森 | あたたかい室内、冬の家、冬の装い、街灯、ホットココア |
| 売価(1シート10枚) | 850円 | 1,100円 |
| 主な使い道 | はがき(85円) | 定形郵便物(50g以内110円) |
全国の郵便局と、郵便局のネットショップ「切手・はがきストア」で販売されます。一部の郵便局では取り寄せになる場合や、売り切れる場合もあるとされています。郵便局のプリントサービスの案内でも、私製はがきには冬のグリーティング切手など、派手すぎず季節が感じられる切手を選ぶのもよいとしています。喪中の相手に出す場合は、先に紹介したとおり華やかな切手は避け、普通切手を使うと無難です。
郵便局のプリントサービスで印刷を頼む場合の期限と割引
日本郵便の「郵便局のプリントサービス」では、2027年用の寒中見舞い・余寒見舞いの印刷をインターネットで受け付けています。寒中見舞いの印刷は郵便局の窓口(カタログ)でも注文できますが、受付期間はインターネットと異なります。インターネット注文の主な条件は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 寒中見舞いの受付 | 2027年1月29日(金)18時まで(宛名印刷なしの場合、1月16日以降の注文は2営業日後の出荷。宛名印刷ありの場合、1月15日以降の注文は5営業日後の出荷) |
| 余寒見舞いの受付 | 2027年1月29日(金)〜2月26日(金)18時 |
| 早期割引 | 2026年11月11日(水)までの注文は印刷料金15%割引、11月12日(木)〜12月9日(水)は10%割引(一部対象外の商品あり) |
| 会員割引 | 会員登録してログインして注文すると、販売期間中は印刷料金10%割引 |
| はがき代 | 85円×枚数(各種割引の対象外) |
| 宛名印刷 | 基本料金1,100円+1枚31円が別にかかる(会員登録と住所録の入力が必要) |
| 投函代行(おうちポスト) | 宛名印刷と一緒に選べる(2027年1月1日以降の注文のみ)。1月1日〜4日の注文は1月8日までに投函、1月5日〜14日は5日後、1月15日〜29日は5営業日後に投函 |
| 印刷するはがき | 通常葉書(鳩) |
郵便局のプリントサービスは、寒中見舞いは節分までに先方に届くのがよいとされているため、早めの注文を案内しています。デザインは「喪中・年賀状の返礼」「喪中はがきの代わり」「季節のご挨拶」などの用途で絞り込めます。割引や納期は変わることがあるため、注文の前に最新の条件を確認してください。
無料のテンプレートで自分で作る
自宅のプリンターで印刷する場合は、日本郵便の「すぐに使える!お手軽テンプレート一覧」に寒中見舞いのテンプレートがあります。2026年9月30日時点で19種類あり、そのうち9種類はあいさつ文つきです。日本郵便の「お手紙文例集」にも、寒中見舞いと余寒見舞いの文例が掲載されています。
ゆうちょ銀行・郵便局関連の記事はこちらから
ゆうちょ銀行、郵便局カテゴリ別にご紹介していきます。
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明細が見られるのは2か月まで。プラスなら20年に伸びますが、通帳に戻すと1,100円かかります。
手数料は無料。持ち物は通帳1冊だけで、名義人以外でも繰り越せます。ATMならデザインは選べません。
ATMは1日50万円まで。2026年8月17日から上限が変わり、一度下げると戻せません。
3回間違えるとロック。番号を忘れていても、アプリなら窓口に行かず再登録できます。
窓口は100枚まで無料、ATMは硬貨1枚でも110円。土日と店舗外ATMは硬貨自体が使えません
紛失センターに連絡後、アプリか窓口で申込。1,100円・約2週間で簡易書留。即日発行はできません
紛失センターに連絡後、アプリか窓口で申込。1冊1,100円・最大2週間で郵送。カードと同時でも別送
解約は貯金窓口のみでアプリ不可・手数料なし。印鑑や通帳がなくても解約でき、家族が代わるなら委任状
名義人がすべて自筆で書くのが条件で代筆は不可。電話確認もあり、50万円以上の払戻しは原則必要
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24時間営業は2021年に廃止。今は最長でも平日21時までです。できること8つを一覧に。
普通郵便は配達時刻の決まりなし・土日祝は配達なし。午前中は8〜12時。来ないときの確認順も
違いは料金・厚さ・届け方・集荷の4点。どちらも補償なしで現金は送れません。出し方も解説
ゆうパックは170cm・25kg以内。郵便局・ローソン・集荷で送れる。持込120円引き、スマホ割180円引き
セブンで買えますが全店舗ではありません。100均なら1枚55円、通販ならさらに安く。
定形外は規格内140円〜・規格外260円〜。追跡・補償なし、土日祝の配達なし。ゆうパケットとの使い分けも
速達は封筒右上に赤線を引けばポスト投函OK。250gまで+300円。書留併用は窓口のみ
簡易書留は窓口のみ・基本料金+350円・補償5万円。ポストとコンビニは不可。土日祝も配達
赤字は封筒の左下。定形なら460円ですが、ポストには投函できません。
現金書留は窓口のみ・封筒21円・1万円まで590円・上限50万円。商品券や外貨は送れません
消印有効は締切日までの消印があればOK。ポストは最終取集時刻まで。レターパックには消印がない
2027年用は受付が12月20日から、元日に届く目安は27日に変更。15日・25日の古い情報に注意
胡蝶蘭のはがきは2024年に販売終了。今は85円の鳩のはがきで、12月上旬までに届くように出す
年賀はがきは使わず85円の通常はがきで。2027年は1月8日〜2月3日、関西などあては16日から
寒中見舞いのよくある質問
Q1. 寒中見舞いを1月7日に投函してもいいですか?
郵便局のプリントサービスは、相手の手元に届くのが松の内明けの8日以降であればよいため、7日に早めに投函するのは問題ないとしています(松の内を15日までとする地域あては15日の投函)。普通郵便のお届け日数は原則として差し出した日の翌々日以降(宛先によって異なる)なので、7日に投函すれば8日より前に届くことはまずありません。
Q2. 年賀状を出していない人から年賀状が届きました。いつまでに返事を出せばいいですか?
松の内(一般的には1月7日まで、関西など一部の地域では1月15日まで)に届くなら年賀状で返し、過ぎてしまう場合は寒中見舞いで返すのが一般的です。立春の2月4日(木)以降は余寒見舞いにします。年賀状の受け付けや元日に届く日程は年賀状はいつまでに出すかの記事にまとめています。
Q3. 余った年賀はがきを寒中見舞いに使ってもいいですか?
使わないのが一般的です。日本郵便のコラムは、寒中見舞い・余寒見舞いには年賀はがきではなく通常はがきか私製はがきを使うのがマナーとしています。余った年賀はがきは、郵便局の窓口で通常はがきに交換できます(手数料は99枚までなら1枚6円)。近親者の服喪で使わなくなった2027年用の年賀はがきなら、販売期間中の2027年1月15日(金)まで無料で交換できます。
Q4. 喪中の人に寒中見舞いを出すのは失礼ですか?
一般的に失礼にはあたりません。喪中の相手には年賀状を控え、その代わりに松の内が明けてから寒中見舞いでお悔やみや気遣いを伝えるのが一般的です。お祝いの言葉や、重ね言葉は使わないようにします。
Q5. 寒中見舞いのはがきはコンビニで買えますか?
85円の通常はがきは、コンビニで買える場合もあります。ただし取り扱いは店舗によって違うため、枚数が多いときは郵便局の窓口で用意すると安心です。冬のグリーティング切手は全国の郵便局と郵便局のネットショップで販売されますが、一部の郵便局では取り寄せになる場合や売り切れる場合もあるとされています。
Q6. 寒中見舞いで年賀状じまいを伝えてもいいですか?
伝えてもかまいません。日本郵便のコラムでも、届いた年賀状への返事として寒中見舞いで年賀状じまいを伝える方法を紹介しています。年賀状へのお礼、お詫び、今後は年賀状を控えることを伝え、これからもお付き合いを続けたい気持ちを添えると角が立ちにくくなります(例文4)。
Q7. 寒中見舞いに写真を入れてもいいですか?
写真入りを禁じる決まりはありません。ただし、相手の近況がわからないまま送ると、写真によっては相手を傷つけてしまうこともあるとされています。特に喪中の相手に、家族の楽しそうな写真や結婚式の写真などを送るのは避けるのが一般的です。
Q8. 喪中はがきと寒中見舞いの違いは何ですか?
喪中はがきは、身内に不幸があったため新年のあいさつを控えることを、年内(11月中旬〜12月上旬)に前もって伝える知らせです。寒中見舞いは年明けに出す季節のあいさつ状で、年賀状の返事や喪中のときのあいさつなど、さまざまな場面で使えます。喪中はがきが間に合わなかった場合は、寒中見舞いで代わりに知らせます。
まとめ
・寒中見舞いは松の内が明けてから立春の前日までに届くように出す。2027年は1月8日(金)〜2月3日(水)
・松の内を1月15日までとする関西などの地域あては16日(土)から。迷ったら16日以降に届くように
・普通郵便は土日・休日に配達しないため、2月3日までに届けるなら1月29日(金)ごろまでに投函
・立春の2月4日(木)からは余寒見舞い。2月末ごろまでが目安
・書き方は「見舞いのあいさつ→時候→相手の安否→近況→今後のお付き合いのお願い→結び→日付」。「拝啓」「敬具」は不要
・喪中の相手にも、自分が喪中のときにも出せる。お祝いの言葉は避け、「年賀状」は「年始状」と言い換える
・はがきは85円の通常はがき(鳩)か、私製はがき+85円切手。年賀はがきは使わない
寒中見舞いは、年賀状の時期を過ぎてからでも気持ちを伝えられるあいさつ状です。届いた年賀状を整理するときに返事が必要な相手を書き出しておき、松の内が明けたら早めに投函すると、2月3日までに余裕をもって届けられます。
出典:日本郵便「季節の挨拶の文例 寒中見舞い」「季節の挨拶の文例 余寒見舞い」「すぐに使える!お手軽テンプレート一覧」「通常はがき」「第二種郵便物 はがき」「書き損じはがき・切手の交換」「国内の料金表(手数料)」「2021年10月から郵便物(手紙・はがき)・ゆうメールのサービスを一部変更しました」、よくあるご質問(土曜日・日曜日・休日の配達・服喪による年賀はがきの交換・年賀状の交換)、報道発表「グリーティング切手「冬のグリーティング」の発行」(2026年9月16日)「2027(令和9)年用年賀はがき等の発行概要」(2026年8月31日)「郵便料金の改定および新料額の普通切手の発行などについて」(2024年6月13日)、郵便局のプリントサービス「寒中見舞い・余寒見舞い印刷」「料金・割引」「配送・納期」およびよくあるご質問(年賀状・喪中はがきについて・郵便局窓口・他社 関連)、コラム(寒中見舞いはどんな時に出すの?・寒中見舞い・余寒見舞いの書き方や例文・メッセージを解説します・余寒見舞いとは?・喪中の寒中見舞いマナー・年賀状の返事はいつまで?・年賀状じまい、本当に後悔しない?・喪中はがきの種類と選び方)、全日本葬祭業協同組合連合会「お葬式Q&A」、国立天文台「令和9年(2027)暦要項 二十四節気および雑節」「国民の祝日」、コトバンク(デジタル大辞泉・日本大百科全書)「寒中見舞い」「松の内」「余寒」。いずれも2026年9月27日〜30日に確認。寒中見舞いの時期や書き方は慣習によるもので、地域や相手との関係によって考え方が違うことがあります。料金や販売・受付の状況は変わることがあるため、最新の情報は日本郵便の公式サイトでご確認ください。









































